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♪未来をつむぐ色の糸

サクラの季節と卒業の時

今年の東京は不安定な気候で、ここのとこ冷たい風が吹いてる。数日前には恐怖の強風も吹き荒れた。
しかし、街の木々は既に春の雰囲気も漂う。公園の梅も綺麗で、サクラも蕾が膨らみ始めて今年も開花は早そうな予感。。サクラはすっかり卒業式の花になった。

今年卒業する学生さんたちは、コロナ禍という地球レベルの非常事態の中で、新たな学校生活が始まって
なかなか居場所を見つけたりするのも大変だったと思う。我が家の息子も、全く学校を自分の属するコミュニティにすることもできず、想定外の異端児になっている。。この後、どうなっていくのか…
日本も戦後の異常事態の中から、世界に羽ばたく天才起業家が生まれているので、恐らく多感な時期をコロナに揉まれた世代が、我々の当たり前を塗り替えていくのだと思う。出でよ異才たち。

先日、美大を卒業する学生さんの作品を原宿のギャラリーで観る機会があった。
こういう発信の仕方も、既に新しい。
ボクの時代は学校主催の卒業制作展しか無かったし、当たり前に展示場を用意して貰えると思い込んでた。

作品は、テキスタイルの作品。
糸を紡ぎ、自分で染めて、身に纏えるカタチにまで昇華したもので、服飾パターンとかそういうものではないし、様式とかそんなものも考えてない、なんともパワフルな何かが宿っている作品だった。

制作意図を訊ねると、一言目に
彩りを纏うと力が出る。と思った」と。
その一言は素敵なストレートパンチのように効いた。
混乱した世界の中でもがき続け、学生時間の最後に自分の手で、想いをカタチにしてきたのか!と。
時間と手間がかかっているのは、作品を一目見ればわかる。タイパと全く逆の価値観は、若い世代の中でも流れていて、なんだか安心感と頼もしさを同時に感じた。
大変な時代だけど頑張れ、というか自分も面白オジサン枠に入れるように頑張んないと。

卒業ソングMVをつくる

ということで、この出来事から曲をつくることにした
日記のように、卒業ソングの歌詞を書き、
Sunoで作曲。ビジュアルはMidnourneyと
加えて今回から動画、Runway Gen2。
ついに重い腰を上げた。

美大卒業生に贈る、2024卒業ソング
「未来をつむぐ色の糸」
MV二作目↓↓

◾️生成AIノウハウ雑記

・Suno AI V3(Alpha)
明らかに音が良くなっている。
それと、promptでのコントロール性が上がっていて
男性ボーカル、女性ボーカルもかなりの確率で狙って出力可能。
イントロはPianoで静かに。の様なものもできる感覚

しかし、まだまだバグっぽい挙動も多く、特にContinueで続きを作成する場合、変なループ(個人的に、"ゴーストループ"と呼ぶことにする)に入り
・同じようなパターンでサビが繰り返されたり
・妙に短い生成しかしなくなったり
・打ち込んだ歌詞を歌ってくれなくなったり
する。
折角良い感じて、頭のパートができても曲として完成できないことがある。
このあたりは、今後改善されては行くでしょう。

・Runway Gen3
動画編集などの経験が少なく、こちらも手を出すのは遅くなった。
触ってみれば、これまた可能性しか感じないサブスク地獄。苦笑
今回、ベーシックプラン¥2200で600クレジットだったか?
動画の生成が1秒あたり5クレジット。一回の生成が4秒なので、20クレジットが消費されていく。
どれくらい持つのか?というと…1日で無くなります。
プロプランか…

テキストから動画をつくる
静止画から動画をつくる
両方できる。
画像を読み込ませて、prompt無しでも生成可能だけど、どんな動画にしたいかを入れた方が良いみたい
また、カメラの動き、画像の指定部分にエフェクトをかけるなど、各種設定もできる。
これもまずやってみて慣れるしかない。

今回は、静止画をMidjourneyで用意し、基本は画像から動画生成で素材を揃え、iMovieで繋げた。

作曲、作画、動画作成、動画編集の全てiPhone上でやった。こんなことが通勤時間中に出来るようになるなんて、想像できてなかったな。

しばらくハマりそうな気はするものの、曲や動画づくりのための最初の意欲!
そこに繋がるテーマ。ここを見つけるのが肝心。。

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