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画像生成AI : 衝撃のプロダクトデザイン

この話をすべきか、相当悩みました。
本当に生き方レベルの問題なので。 
でも、このメガ級の大波に乗っていく覚悟をしました

Creative Summoner(創造召喚士)を名乗ります

▪️AIのアウトプットにデザイナーが唸る…

Midjourneyをプロダクトデザインで活用できると感じたのは2022年末。Ver.4にアップデートされた頃から

久しぶりにMidjourneyを立ち上げてみたところ、たまたまスレッドに流れてきた画像に「!?」

※その時の画像を再現 だいたいこんな感じだった
ひと目で”アイアマンNIKE"とわかる。 カッコいい。

アイアンマンモチーフのNIKEスニーカー。
こんな絵出せるようになったの?
CGだとしても最終製品に近いファイナルレンダリングレベル…目が釘付けになった。

3ヶ月前はここまでできなかった。
アーティスティックなコンセプトスケッチは描けたけど、“らしさ”の絵が多く、プロダクトデザインは難しいだろうと感じてた。
Stable Diffusion の方がリアリティのあるビジュアルは出たけど、どうしても歪んで変なところが目立っていた。
あらためてこのスニーカーの画像。ビットで構成される2D画像なので、今存在しないものが立体的に成り立っている(ように見える)というのは驚異的なこと。

▪️難易度の高いモーターサイクルデザイン

好奇心がムクムクと頭をもたげ
アイアンマンのバイクなんて出来るのかな?と
バイクの描写は無理だろうと思いつつもPromptを考えた。
そして一発で出てきたのがコレ。マジか…

Motorcycle Design Iron Man style

えーーーっ!!ウソでしょーーーっ!!
全部カッケー。。衝撃的すぎる。

※拡大します。ご覧ください。

このプロポーションと重量感、しかも破綻がない。
映画に出てきそうなクォリティ
アイアンマンのアレンジがまた絶妙…
モーターサイクルデザインとしても秀逸

▪️ これは…大変なことが起きている

待てよ?世の中にもうあるヤツなんじゃないか??
そうでなければ、この破綻のない立体表現は説明できない。
Googleの画像から検索で同じ様な写真を探したが、こんな完璧なアイアンマンデザインのバイクなんて出てこない。ひぇー!
MidjourneyがPromptから紡ぎ出してきたオリジナルのビジュアルなんだ。。

次に実験したのが車名でのトライ

何だかわかります?
Honda Super Cub x IRON MAN

おぉ、ちゃんとSuper Cubは認識する。
では、Honda CBはどうか?

Honda CB x IRON MAN
このままカスタム化したい!クラッシックカフェレーサー
Iron man parts composition 
カラーリングも巧みで美しい
アイアンマン色は弱いがCBカスタムとしてイケてる

驚いたのは、Honda Super Cub も Honda CBも“それ”とわかるものを描いている。しかも、オーダー通り(いや、それ以上に…)アイアンマンも、それはそれは巧みに混ぜてくる

世にあまたある画像からその特徴を抽出しているため、我々が言語化できない特徴が表現される
はっきり言いますが、これはデザイナーが新しいものを考えて表現するプロセスそのものが、何万倍にもパワーアップされた様なものです。

▪️Midjourneyの進化

3ヶ月でここまで進化するものなのか?
Ver.4を少しトライしただけで感じたことを挙げると

・Promptの認識力が飛躍的に向上
固有名詞でもかなりの確率で理解する。
グローバルで認知されてる商品名やキャラクターは確実に認識

・クォリティが半端なく向上

リアリスティックな表現は、立体物が既にあるかのように錯覚するほど、 辻褄が合っている画像が出てくる

・AxBの異なる要素の組み合わせが巧み

これは初期から感じていたが、Aの持つ特徴とBの持つ特徴をあまりにも上手に掛け合わせる。その再構築力が半端ない。リアルな表現になるほど難易度は上がるはず…「○○ぽいね。」レベルではない。

どんなアルゴリズムがあればここまでのことができるのか?驚愕するしかないです。
少なくとも、
言葉からビジュアルを探して“それ”を特定する能力
特定された“それ”の特徴を抽出する能力
複数の特徴を合成しつつ再構築する能力
さらに、それが良い画像なのか判定する能力
そんな感じかな…
その技術力は完全に自分の想像の域を超えてます。
リスペクトしかない。

あぁ、神様。
Midjourneyの開発者様。
ありがとうございます

こんな時代が来るなんて!
これは妄想が見える化される最強ツールです。
しかもハイクォリティビジュアルが数分で…
まるで夢をみているかのよう。



以下、色々試してみたギャラリーです

▪️ My Trials Gallery

Iron Man(風)のライダーも一緒に
映画のワンシーンのコンセプトアート
American cruiser motorcycle with Iron Man rider
Tokyoの夜を走るチョイ悪キャラ
Tokyoのネオンを浴びて走るイタリアンスーパーカー
悪キャラ乗ってる(笑)
Night scene of N.Y. city 

あー、クルマもいけますね。。参ったな、。

Lamborghini and Iron Man at N.Y. Times Square 

Lamborghiniの艶感が良いですねぇ

Iron Man Automobile, Movie poster風に

クルマもアイアンマンカラーリングが似合います。

そういえば!思い出した。
アイアンマンの色は最初はシルバーで、
トニースタークが「イマイチ気に入らん!」みたいな感じで、”ジャービス”(アイアンマンに出てくるアシスタントAI)がトニーの”クラッシックカー”コレクションの中にあったカラーリングからの提案でした。

映画の世界が現実になってる。。

American Car, Iron man color(Movie poster)

もうね、
何でも来い!

アイアンマン機関車を召喚


Super Express Train Iron man style
Super Express Train Iron man style
Thomas the Locomotive Iron man style


こういうのを、文句も言わずに
それはそれは真剣に生み出してくれます。
AIとのデザイン大喜利⁈これは楽しすぎる。

それ以来、毎日AIと共創を楽しんでます
だいぶ慣れて来たので、イメージしたものが召喚できつつありますが、Midさんはボクの想像を軽く超えて来ますね。

少しでも多くの人にこの創造革命に触れてもらいたく自分の経験値は伝えていくことにしました。

一人でも多くの人がこのクリエイティブ改革の波に乗り、面白がって未来を創り出せるように願っています。

※正直、ここのところの進化が早くてTipsなどすぐに古新聞になっていくので、本当はオンゴーイングプロジェクトで走るしかないと感じてはいますが、継続的にレポートします。


またね。

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