ジャズピアノの弾き方。ペンタトニックの指使いについて

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みんな大好きペンタトニックスケール!誰でも好きですハイ!嫌いな人がいたらそれは言ってあげよう!同族嫌悪!自己嫌悪です!ペンタトニックを好きになってしまった自分の事が許せないだけさ!ペンタトニックには逆らえません。地球上あらゆる民族がペンタトニックを利用して音楽を作り上げてきました。昔インターナショナルな音楽学校に通ってた時教室でインド人のギタリストがペンタトニックの速弾きをしてて、凄い!インド音楽!って声かけたら、いや!ブルースを弾いてるんだ!って怒られました。誰もが使うスケール、ペンタトニック。当然国民性民族性が如実に表れます。黒人の皆さんだって大好きです。ハイそうです。地球的に有名になったアメリカの民族音楽、ブルース!なあの感じは黒人好みのペンタトニックと西洋ハーモニーの絶妙なブレンドと言うか絶妙に食い合わせが悪かったと言うかもはや絶妙でも何でもないと言うかとにかくアメリカ独自の独特なペンタトニックの使用法です。ブルースフィーリングは当然ジャズに欠かせない要素ですのでジャズピアノが弾きたい皆さんはペンタトニックのマスターを避けて通る事は出来ません。どうしても避けたい!と言うのは1度もマウンドに立たずに甲子園に出たい!と言うくらいお前舐めてんのか?感溢れる反骨精神です。ですからジャズピアノ、特にアドリブをスラスラ弾きたいなんて欲にまみれた方は絶対ペンタトニックを練習してください。

しかも全部の調で!

ハイ、なんと全部の調で弾けないとダメなんですよー。フォークは投げれないんですよー!ってピッチャー舐めてんのか?に通ずるとにかく全部の調で弾きなさい。弾いて楽しいはないちもんめ、弾いてつらいペンタトニックはピアニストの皆さんは誰しもあると思いますが、まあ用は指使いの問題なのですが、これに一つの提案をしたいと思います。全部の調のペンタトニックスケールを同じ指使いで弾けばいいじゃん!

譜面をご覧ください。3オクターブ分のCマイナーのペンタトニックですが全ての小節を指使い123で弾いてください。123とは親指と人差し指と中指です。弾いた人ならわかると思いますが3種類の指の形になると思います。1ちょっと開いて23×2→123ほぼ均等→12ちょっと開いて3×2。この3パターンです。これを12キー全てに当てはめます。この指使いの特徴は全ての調でなんらかの問題がある事です。必ず弾きやすい部分と弾きにくい部分に別れます。指使い的に弾きやすい調はどんどん演奏が育ってしまいます。逆に指使いがうまくいかない調はいつまで経っても闇雲ですのでどこか一つの調に指が特化する前に全ての調で弾けるようにしちゃいましょう。全部やりにくければそれはそれで平等です。習うより慣れです。


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