地瓜球:2球目の結果

地瓜球の試作、第2回目です。


今回の目標

  • 生地の大きさを検討する
    前回は生地が大きすぎたため膨らましきれずに皮が厚くなってしまったと仮定し、どの程度の生地サイズが最適かを模索する。

  • とにかく潰せるだけ潰す
    潰す回数が少なくて膨らましきれていないと仮定し、次回は生地を潰せるだけ潰してみる。

結果と考察

生地を小さめに成形して潰す回数を増やしましたが、思ったよりも膨らみませんでした。また食感は前回よりは軽いですが、皮がまだまだ厚いです。
いかんせん形が悪く、これでお金をもらうことは無理です。

生地:大(直径1~1.5cm程度)
生地:中(直径0.7~1.0cm)
生地:小(0.5cm程度)
大きさを変えた生地
  1. 大きさと形状
    ある程度生地の大きさに比例して出来上がりの地瓜球の大きさも変わりました。ただ思ったよりも膨らまず、想定したかなり小さい出来でした。
    やはり生地は直径2cmくらいはあったほうが良さそうです。
    また潰すタイミングが早すぎたのか、穴開きお玉の穴の部分に挟まっていびつな形になってしまいました。そもそも生地の段階で形が悪いですね。


  2. 色ムラがあるものの、前回よりも揚げ時間を短くしたのできつね色に近い感じです。しかし、本場の地瓜球と比べて色が濃すぎる気がします。

  3. 食感
    前回(第1球目)よりもサクサクした食感でした。ただモチモチ感がまだまだ強いです。これはこれで悪くない食感なのですが、台湾で食べた「サクサクとたくさん食べられる」とは異なる食感でした。
    地瓜球は揚げる際に何度か潰しながら膨らませていくのですが、潰し方、潰しを始めるタイミング、潰す回数等の条件が検討が必要そうです。


  4. 味はほんのり甘く優しい味のドーナツでした。生地の味自体はそこまで悪くないと思います。今回は地瓜球本体の検討のみ行ったので粉は作りませんでした。

今回は生地の大きさに主眼をおいて検討しました。
生地の大きさによって出来上がりの大きさも変わりましたが、思ったよりも膨らまなかっため、生地は直径2cmくらいはあったほうが良さそうです。
皮はまだまだ薄くしたいので、潰し方(タイミング、回数)の検討が必要と思ったので次回検討します。

次回の目標

  • 潰すタイミング、潰す回数の検討
    潰せば潰すだけ皮が薄くなるという仮説に基づいて、次回は潰すタイミング、回数を検討していきたいと思います。

今回のレシピ

今回もクックパッドに掲載されていた「0832 のキッチン」様の「台湾の屋台スイーツ★地瓜球と地瓜圓」のレシピを参考にさせていただきました。ありがとうございました!

材料
紅はるか:150g
砂糖:30g
地瓜粉:90g
水:60g程度

レシピ

  1. 紅はるかを電子レンジ(700W)で4分加熱する。

  2. マッシャーで潰し(裏ごしなし)、砂糖:60gを加えて、木べらで全体的に混ぜる。

  3. 水を加えながら、耳たぶくらいの硬さになるまで手で捏ねる。

  4. 直径1cm程度の円柱状に生地を延して、一口大になるように切っていく
    └大(直径1~1.5cm程度)・中(0.7~1.0cm直径)・小(0.5cm程度)

  5. 揚げ鍋に一口大に切った生地を並べて、油を生地全体が浸かる程度油を入れる。

  6. 強火で、生地から泡が出てくるまで加熱する。泡が出てきたら中火にして、生地が薄い狐色になるまで加熱を続ける。

  7. 生地が狐色になったら、穴開きお玉で10回程度潰す。
    全体的に濃い狐色になるまで中火で加熱を続ける。

  8. 揚げ終わったら揚げ皿にあげて少し冷ます。

おわり

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