ウィンナー 2024/6/1
目覚ましが鳴るよりも早く目覚めました。
部屋は一つも電気が点いていないにも関わらず、とても明るかったです。まだ眠い私には鬱陶しく感じましたが、この光がなければ私達は生きていけないんだ、と感じさせるような前向きな抗えなさもありました。
観念して身を起こした私は、壁を背もたれにして、しばらく呆然としていました。今日は何をしようかと考えても何も浮かばず、とりあえず顔を洗うことにしました。
冷水で顔を洗いました。少し前まで温水を使うこともありましたが、今ではすっかり冷水に固