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かくれ脱水症に注意

脱水症とは、体内の水分が足りない状態のことをいいます。 「脱水」になると、自覚症状としては口の渇きや体のだるさ、立ちくらみなどを訴えることが多いです。 皮膚や口唇、舌の乾燥、皮膚の弾力性低下、微熱などが起こります。 そのほかに食欲低下、脱力、意識障害、血圧低下、頻脈なども出現しやすいです。
脱水症は進行するまで、これといった症状が出にくいのが特徴。脱水症になりかけているのに、本人や周囲がそれに気がつかないため、有効な対策が取れていない状態を「かくれ脱水」と呼びます。

実は「かくれ脱水」になっているのに、今まではそれが気づかないままに放っておかれることが多かったのです。
医者にかかる脱水症の患者さんは、すでに発症してから数日経っている中度以上で、命の危険をともなうものでした。
本格的な脱水症になる前に有効な対策をとらないと、症状は一気に重篤へと進むからです。

【脱水症の発見方法】
・トイレに行く回数が減っている。
・脇の下が乾いている
・皮膚をつまんで3秒以上元に戻らない
・親指の爪を押して2秒以上赤みが戻らない
・発熱、嘔吐などの症状がある
・手が冷たい
・舌が乾いている

脱水症が疑われたら水分だけよりも経口補水液が有効です。保水しても回復しない場合は医療機関へ連絡しましょう。

北九州小倉の漢方薬局 大門薬品 薬剤師 篠原艶子
大門薬品のホームページはコチラ:https://daimonpharmacy.com/

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