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スルスルと五感を支配される、日食なつこ最新作『ミメーシス』販売の裏側

こんにちは、ダイマツです。


あなたは、こんなことを思ったことはありませんか?


「Twitterで無料企画やっても人が集まらない…」
「企画に参加したいとお客さんに思ってもらえてないのかも」
「どうやって欲求喚起したらいいのか分からない…」



Twitterでコンテンツビジネスをやるのに
自分のことを知ってもらう必要って絶対にあって、


そもそも自分のことを他の誰かに知ってもらわないと
無料企画にも参加してもらえないし、
商品を売るなんてそれ以前の問題です。


逆に自分のことを他の人に知ってもらうことができたら、
無料企画に興味や関心を引くことができて
その後に商品をセールスしたら
買ってもらいやすくなります。



自分を知ってもらう→興味や関心を引く→
「欲しい!」「参加したい!」という欲求を引き起こす→
企画参加、または商品購入してもらう。


自分の存在を誰かに知ってもらうか知らないままかで
商品が売れるか売れないか結果が大きく変わるので、
この記事を読んでお客さんの心を掴む方法を
学んでいきましょう。


読み終わった後には、
お客さんの興味・関心を引くようなアイデアが
色々と思い付くようになっているでしょう。


ここで「認知」について少しお話しますが、
「認知」とは自分のことをまず知ってもらうことで、
お客さんがあなたやあなたの企画・商品を知ってから
参加または購入するための動きを、


「購買ファネル」


といいます。

無題

図のように上から、
認知→興味・関心→比較・検討→購入・申込
と、お客さんが商品を買うまでの心の動きと
それに伴う行動を表しています。


この購買ファネルは、
お客さんが商品を買う時の感情と行動だけではなく、
Twitterでのコンテンツビジネスにおいて


商品をオファーする前のプロモーションとして
無料企画を打ち出す際にも有効なんですね。


で、今回の記事では
僕の大好きなミュージシャン【日食なつこ】さんの力を借りて、
本日発売した最新アルバム『ミメーシス』が
どういう販売ルートを作って、


そのルートにお客さんを乗せて、
アルバム購入までの道筋を敷いていったのか。


つまり、どの時点でお客さんへ認知を仕掛けて、
興味や関心を引いた後で比較・検討させ、購入させたのか、

について詳しく書いていこうと思います。


最新アルバム『ミメーシス』の
認知から購入までの導線を知ることで、
あなたのコンテンツビジネスにどう転用できるのか。
しっかりと紐解いていきましょう。


それではいきます!


Twitterでのコンテンツビジネスでは、
あなたが売りたい商品を持っているという前提で
(まあ無くても認知度上げる目的でも良いですが)


商品オファーの前にそのプロモーションとして
無料企画を打ち出すと思うんですよ。


上の図と照らし合わせると、

無題2

無料企画も商品オファーも、
認知→興味・関心→比較・検討→購入・申込
この流れでお客さんが感情と共に行動しないと
誰も参加してくれない、商品買ってくれない、
という状態になります。


では、日食さんの最新アルバムは
どのように認知度を高め、興味・関心を引き、
比較・検討をしてもらって
お客さんに買ってもらうのでしょうか。


順を追って見ていきましょう。


「聴きたい」欲求を引き出しまくる「うつろぶね」の関連ツイート


アルバム発売もコンテンツビジネスの商品オファーと同じで、
プロモーションとして無料企画を打ち出しますが
アルバム発売の前にシングル曲が発売されます。


本日発売された最新作『ミメーシス』は、
約2ヶ月前にシングル曲「うつろぶね」が発売されました。


しかし、元を辿っていくと
さらにその約2ヶ月前に

という日食さん本人のツイートが見つかりました。


これは、後に「うつろぶね」発売決定の
情報が解禁された時に自らRTしていたので、 
元々のツイートでシングル曲の認知を図っていたんですね。


まだアルバムを発売する、という片鱗すらない時期から、
もっというと「うつろぶね」というシングル曲が
発売されることも発表されてない時期から
少しずつ匂わせてきている辺りに、
手法のいやらしさを感じます(いい意味で)。


で、この匂わせツイートから「うつろぶね」販売までに

と思いっきりフックを使って興味・関心を引きながら
ジャケット画像を公開してさらに興味を持たせ、


「うつろぶね」発売の5日前から
「あと〇日…」とカウントダウンツイートをして
ファンの「シングル曲聴きたい!」という欲求を
これでもかと押し上げていきます。


そして、ファンの「うつろぶね早く聴きたい!」
という欲求が最大限に高まった状態で
いよいよ配信シングルとしてリリースします。

同時にYouTubeでもMVを公開したので、
ファンはMV観たさに動画へ殺到しました。


こうして振り返ってみると、
読み手の心に引っかかるフック(お?と思わせるワード)で
認知や興味・関心を引いたり、



ジャケット画像(無料企画ならサムネイル)、


カウントダウンツイート(無料企画まであと〇日)、


などなど、
あなたの無料企画や商品オファーでも
使えそうな手法がありますよね!


Twitter上で同業者の発信を見てパクったり
リライトしても同じようなツイートにしか見えない、
みたいに感じることがあるなら、


全く別ジャンルの発信からでも
あなたのツイートに使えそうなものがないか
探してみるのも面白いですよ~。


『ミメーシス』販売までの導線作り1


あなたにとって無料企画が無事に終わったら、
次は商品のオファーですね。
まだ認知が足りないと感じたら、
立て続けに無料企画を打ち出しても良いでしょう。


とにかく、まずは認知度を上げて
興味・関心を持ってもらう。


比較・検討をしてもらって、
お客さんにあなたの企画や商品の方が良い、
と思って貰えたら欲求喚起にも繋がりますね。
そして企画参加や商品購入をしてもらう。


お客さんがこんな風に行動してくれたら
理想ですよね。



そのためにも、
購買ファネルの逆三角の図にあった
「認知→興味・関心→比較・検討→購入・申込」
を頭に叩き込んで、


日食さんの最新作『ミメーシス』の
販売導線がどう作られているのかを
見ていきましょう。


シングル「うつろぶね」の発売前の時期と被るように、
『ミメーシス』の発売決定がまず告知されました。


順番としては、


・アルバム発売の告知
・アルバム予約開始
・アルバムの仕様、収録曲の発表
・アルバム発売に伴う全国ツアーライブ開催決定


と、アルバムの認知度を上げるために
これだけの関連ツイートを確認できました。


まずアルバムが発売されることを知って歓喜、
そしてファンなら流れるように予約しますね。
(僕がそうでした)


アルバムの仕様、つまり特典付きの初回盤と
特典なしの通常盤の二つが出ますよー、というお知らせ。


そして収録曲の発表もファンの心を
沸き立たせますね。
まだどんな曲かも分からないのに、
曲名を見ただけでワクワクしてしまいます。


気持ちがワクワクしてる状態で
ライブもやると聞いたら、
二つ返事でチケット予約まで済ませちゃいますね。


コンテンツビジネスに置き換えると、


・商品オファーの告知
・事前購入予約をすると特典付けます
・この商品は〇〇学べます、そして競合を一気に追い抜けます
・商品について聞きたいこと、教えて欲しいことを無料相談できます
(コンサル受け付けます)



告知、予約特典、メリットとベネフィット、
無料相談やコンサルなど、


商品をオファーするのに必要なことが
明確になりますよね。


このようにビジネスとは別ジャンルの発信からでも、
コンテンツビジネスの発信に転用できるアイデア
たくさん出てきます。


こうした考えを持って、
実際にあなたがビジネスでの発信に転用することが
とても重要になります。


なぜかというと、音楽作品を販売するのも
コンテンツビジネスをするのも
商売という意味ではその本質は一緒だからです。


本質が一緒なら、
モノを売るために何をするか、
どういう販売導線を作るかという考え方は
全然違うことでも何でもなくて、同じ
なんです。


なので、常に頭の中で
あのTVCMの欲求喚起はどこだろう、とか
街中で見るあの看板は?あの飲食店は?


あなたの好きな音楽作品は
どうやって販売導線を作っているのか?


…を考えることは
ビジネスの力を付けるために
ぜひやってみてください。


『ミメーシス』販売までの導線作り2


本日発売の日食さんの最新アルバム『ミメーシス』は
認知から興味・関心の段階へと進んでいきます。


その興味・関心を引くのに最優先でプッシュしたのが
シングル「うつろぶね」のリリースでした。


この「うつろぶね」は、
日食さんのブランディングを色濃く打ち出し、
アルバム『ミメーシス』への期待を
パンッパンに膨らませてくれました。


(日食さんのブランディングの詳細はコチラの記事で)


そしてアルバム発売が1ヶ月に迫ると、
興味・関心を一気に加速させていきます。


・ジャケット画像、新アーティスト写真の解禁
・ジャケット画像のデザインメイキング映像の公開
・アルバムトレーラー映像をYouTubeにて公開
・一日1曲アルバムチラ聴かせ大サービス企画


アルバムのジャケット画像、アルバムトレーラー映像、
一日1曲チラ聴かせ大サービスなどは、
ファンなら間違いなく心惹かれますよね。
興味・関心という意味ではベタながら、
ちゃーんとファンの心理を分かってる感じが良いですね。


コンテンツビジネスで
商品の興味・関心を引くなら、


・興味を引く、中身が見たくなるサムネイル
・サムネイルに入れるフックをどうするかのワード候補の公開
・商品の中身をザッと見せる映像
・動画コンテンツなら冒頭何十秒、文章なら冒頭何行かをチラ見せ



などに置き換えると、
これまで見たことのない興味・関心ツイートで
あなたの企画や商品への期待を高めることが
できそうじゃないですか?



本当に、予想もしないところから
予想もしない導線を作っていける
ので、
あなた自身も色々と試してみて欲しいです。


『ミメーシス』極め付けの欲求喚起


ここまで、日食さんの最新作『ミメーシス』の
認知と興味・関心が一通り執り行われ、
ファンの「早く聴きたい!」という欲求が
かなり高まっているだろう、という最中に。


なんと日食さん自ら、
すでにパッケージされて出荷準備が万全の
『ミメーシス』の特典付き初回盤を、
ライブ配信で開封するという知らせが届きました。


え?


日食さん本人が?


特典付きの初回盤を生開封?


…絶っっっっ対に観る!!!


その時の僕の感情はこんな感じでした笑。


アルバム開封の生配信はInstagramで行なわれ
僕は迷わず視聴しましたが、
その中身の特典はもちろん気にはなったものの、


本人がアルバムを心待ちにしているファンの前で
アルバムを開封して特典をチラ見せしてくれる、


というファンに対しての心遣いに
一層日食さんを好きになり、
「早く聴きたい!」を「早く欲しい!」と
欲求を加速させられてしまいました。

(ちなみに開封したアルバムがこの初回盤です)


お客さんが発信者のファンだから、
という要素はあるものの
発信する側の人がお客さんに
どうなって欲しいかを考えて、


日食さんの場合は新作アルバム開封の生配信、
をしたのですが、


コンテンツビジネスなら


「無料企画で生配信のセミナー動画」を行ない、
これを録画して商品の特典にする、



みたいなことをやるのも面白そうですね。
もちろん、お客さんのためになるような
セミナー動画にする必要はありますが。


まとめ


日食なつこの最新アルバム『ミメーシス』の
欲求喚起として何が行なわれたのか、
をまとめました。


①アルバムのプロモーションとなるシングル「うつろぶね」
発売までの認知、興味・関心ツイート

・興味を引くフック
・ジャケット画像公開
・発売までの5日間カウントダウン


②アルバム『ミメーシス』発売に伴う認知、興味・関心
・アルバムの仕様、収録曲発表
・アルバム発売に伴うツアーライブ開催
・ジャケット画像、新アーティスト写真の解禁
・ジャケット画像のデザインメイキング映像の公開
・アルバムトレーラー映像をYouTubeにて公開
・一日1曲アルバムチラ聴かせ大サービス企画
・特典付き初回盤の開封生配信


これらの欲求喚起を参考にした、
コンテンツビジネスにおいての無料企画、商品オファーでの
欲求喚起のアイデア
として書いたものをまとめました。


①商品のプロモーションとなる無料企画開催までにやること
・読み手の心に引っかかるフックを使ったツイート
・気になる、中身が見たくなるサムネイル作成
・無料企画開催までのカウントダウンツイート


②商品オファーまでにやること
・商品オファーの告知
・事前に購入予約ができるようにし、そのために付ける特典作成
・この商品は〇〇学べます、そして競合を一気に追い抜けます
(商品購入のメリット、ベネフィットを伝える)
・商品について聞きたいこと、教えて欲しいことなど無料相談を付ける
(別途コンサルを付ける)
・興味を引く、中身が見たくなるサムネイル
・サムネイルに入れるフックをどうするかのワード候補の公開
・商品の中身をザッと見せる映像
・動画コンテンツなら冒頭何十秒、文章なら冒頭何行かをチラ見せ


いかがだったでしょうか。
僕の大好きなミュージシャンを例に挙げて、
商品を販売する際の欲求喚起の事例をお伝えしました。


あなたがTwitterでコンテンツビジネスをする中で、
無料企画や商品をオファーする際の欲求喚起の
参考になってくれたら嬉しいです。


あなたのビジネスでうまく活用、転用して
お客さんの「企画に参加したい!」「商品が欲しい!」
という欲求を引き出すことができれば、
Twitterで収入を得る、収入を伸ばすことも可能です。


ぜひやってみて下さいね!
それでは!


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