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伝え方は様々。番地を「影」で伝えるトリッキーな表札

こんにちは。
表札とアイアン家具の製作をしている大円商店(ダイマルショウテン)です。
お客様のご依頼で、影で番地を映せる表札が作れないかというご相談をいただきました。
表札を照らす照明の明かりを利用して、表札の下に影で番地を見せたいということでした。
そんなご要望から生まれたものがこちらです。

L字型になっていて、下側の面を抜き文字にし、光を通し番地の影を生み出しています。

日中も番地を表す表札としての機能は果たしてほしいということでしたので、正面側に白いカッティングステッカーを貼り付けています。

ここはアルファベットで苗字を表記するのも良いと思います。ちなみにフォントは大好きな「DIN」を採用しました。

この表札をデザインする上で気を付けた点は、いつ見てもお洒落であること。
影を映すことが最大の目的の表札ですが、それに特化し過ぎて明るい時間帯は不格好に見えてはいけません。余計なものはなくシンプルに。ミニマルなデザインの中に遊び心を持たせた表札に仕上がったかと思います。

取付方法は、両面テープと接着剤の併用となります。
凹凸のある壁面でも密着性の良い3M製の両面テープを使用しています。
接着剤を付けるためのテープが貼られていない余白があるので、そこに同封した未開封の接着剤をご使用していただきます。

撮影では漆喰壁に両面テープのみで取付をしました。
漆喰は表面がざらざらで柔らかく、引っ搔いたら簡単に削れてしまうような材質なのですが、驚くほどしっかり貼り付きました。

両面テープだけでも十分そうな強度はあるのですが、屋外で何年も置いておくと、雨や紫外線で少しずつ劣化はしていくものですので、より高い保持力を持たせるために接着剤併用でガッチリ固定してしまうことをお勧めします。

影を作る表札をご検討されている方に1つご理解していただきたいことがあります。綺麗な影を作るために何よりも重要なのが表札を照らす照明です。

光が全体に拡散するようなタイプの照明だと影を作りづらいので、表札だけを狙って照らすようなスポットライト型の照明を選んだ方が良いと思います。
スポットライトの中でも光の広がる角度が商品によって異るので、広範囲を照らす拡散型よりも照らす範囲が狭い集光型のタイプが望ましいです。
そして真上から照らすのではなく、斜め上から壁に向かって照らすイメージ
で、角度を調整できる物がおすすめです。


自分の家の苗字や番地だとどんな感じになるんだろう?という方はお気軽にお問い合わせください。無料でサンプルデータをお送りいたします!


大円商店は、「こんな物が欲しいんだけど、見つからないから作って欲しい!」そんなオンリーワンなご要望にお応えする工房でありたいと考えています。
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