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プルームテック+ウィズ

法的に許されない年齢の頃から今まで、ずっとタバコを吸ってきた。たとえ心筋梗塞になって1か月半入院しても、退院して最初に立ち寄ったのはタバコの自販機だった。酒はやめたがタバコを止めようとは思わない。

色んなデバイスを買ってみた

以前にも書いたが、加熱式タバコとの最初の出会いは、同級生からの誕生日プレゼントだった。「お前もいい歳なんだから少しは健康に気を遣え」と言われたが、加熱式タバコをプレゼントしておいて健康って・・・。
貰ったのはごく初期型のアイコス。とにかく不味いしむせるしでとても紙巻きたばこをやめられなかった。
高温加熱式のグローもどうせ同じだろうと思い、低音加熱式のグローセンスを買った。煙(本当は水蒸気)がもくもくと出て気持ち良かったが、タバコのフレーバーはちっとも感じなかった。
そこでJTから出ていたプルームテックを買ってみた。グローセンスの120℃前後よりも圧倒的に低い30℃という超低温加熱式だったが、ニコチンが入ってくる感じはグローを圧倒した。問題はタバコカプセル5個を使い切る前に、カートリッジがかさかさになってしまって、毎回カプセルが一つ余ってしまうことだった。
その後プルームテック+が登場し、加熱温度を40℃に挙げてきた。カートリッジは液体式に変わりカプセルが余ることは格段に減ったが、液漏れがひどくて途中で拭き取らないと吸えなくなることが多かった。しかも太くて長いそれは、かなりカッコ悪くて人前に出しにくかった。
プルームの低温加熱式という考え方は気に入っていたが、ポケットが濡れてしまうこともあり高温加熱式のグローを買った。高温加熱式はとにかく最初に思いっきりむせるのであまり好きじゃない。試しに同じ高温加熱式のプルームXも買ったが同じだった。全部人にあげてしまった。

今まででは最強で最高の出来だと思う

小さくて手の中にすっぽりと隠れてしまうプルームテックプラスウィズは、実によく考えられている。良いと思う点は
1.バッテリー残量が解る
2.カプセルがあとどれくらい使えるか分かる
3.液漏れがほとんどない
4.吸うためのスイッチなどの儀式がない
5.いつでも吸うのをストップできる
高温加熱式だと、タバコを箱から出してデバイスに差し込む。ボタンを押して起動する。20~30秒待つ。ようやく吸える。吸い出したら最後まで吸う必要がある。どう考えてもメンド臭い。普通は紙巻きたばこに戻るわな。
タバコを咥えてライターで火を点け煙をふーっと吐き出す。男はこの一連の動作にカッコよさを感じているのだ。加熱式でそんな芸当ができるのはプルームテックプラスウィズ以外にないと思う。

昨今の嫌煙ブームで

タバコを吸える場所がどんどん無くなっている。喫茶店やレストラン、病院などは絶対に吸えない。駅もだめだ。こっそり吸おうと思っても、臭いがきつくて吸ったことはバレてしまう。
プルームテックなら例えば(あくまでも例えばです)病院のトイレの個室で吸っても報知器は鳴らない。すぐ次に入った人にバレる事もない。入院中の病室で吸っていて、いきなり看護師さんが入ってきても気付かれない。
それでいてニコチンだけは紙巻きたばこと同等かそれ以上に摂取できる。悪魔のようなアイテムなのだ。

でもやっぱり紙巻きタバコに火を点けたくなる・・・

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