あつ森好きに勧める、ディズニードリームライトバレー

皆さん、あつ森やってますか? 私はだいぶ前に飽きてすっかり止まっています。DLCまでは楽しんだんですけど、やっぱり同じイベントの繰り返しですし、住人もお気に入りで揃えたら後は殆ど変わらず……。
「最早、生活の一部だよ」ぐらいのルーティンに嵌め込めている人もいるでしょうが、触らなくなって久しいという方も結構いるのではないでしょうか。
ただ、あつ森に飽きたからといって、生活シミュが遊びたくない訳ではない……何か新しいのがやりたい……

そんな方にお勧めしたい、「どうぶつの森系」ゲーム、その名もディズニードリームライトバレーです!
私は最近始めたのですが、キャラゲーと侮るなかれ、なかなかどうしてよく出来ています。ただあまり大きな話題になっている感じもしなくて勿体ないなぁと思ったので、簡単にご紹介していこうと思います。
ちなみにこれは、Switch版準拠の紹介になります。

はじめに

まず最初に言っておきたいのが、今現在配信されているディズニードリームライトバレーは「アーリーアクセス版」であり、「将来的に基本無料 従量課金制になる」と発表されているということです。
今現在、Switch版の一番安いプランで定価3600円(たまにセールもやってますが)。購入すると、ゲーム内通貨、ソシャゲで言うところの有料石に相当するものが、普通に石だけで買うよりかなりお得なセットとして付いて来ますが、それでもな……という方もいらっしゃるでしょう。
ですが、私はそれでも今、買って損はなかった! と感じています。まず有料石は課金家具や衣装のみに使用され、ゲームプレイ本体が有利になったり不利になったりはしないこと。そして、課金せずとも遊べる各要素のクオリティが高く、しっかり作られているからです。

ここが楽しいよ、ドリームライトバレー

その1:各システムがシンプルかつ高水準!

ドリームライトバレーでは、栽培、釣り、採掘、採取などでお金を稼ぎ、稼いだお金で家具や服を買ったり、新しい住人のための家を建ててあげたりします。
この通貨を得る為の行動は必然的に何度も繰り返す事になる訳ですが、そこに煩わしさが殆どない!
基本的にAボタン(決定ボタン)だけを使い、一番操作が複雑な釣りでも、タイミングを合わせて押すだけ。
では退屈なのかと言うと、時々、フィーバータイムが発生して普通以上の収穫を得られたりというスパイスがあるので、意外と飽きません。

その2:生き生きと動き回るディズニーキャラクター達!

そしてもちろん、住民達との交流要素もしっかり作ってあります。固有の会話は1日1回ですが、それぞれの原作に沿った会話が楽しめますし、好感度Lv2以上になると連れ歩くことが出来て、それぞれの得意な作業(プレイヤーが決定できます)だと追加ボーナスも得られるし、一緒に作業するだけで好感度も上がると無駄がないシステム。
また、全く違う作品世界同士のキャラクターが、ふと立ち止まって会話しているなんて様子も見られます。
好感度に応じて発生する友情クエストも、それぞれのキャラクターらしさ満載で、ディズニー映画はいくつか見てるしディズニーランドもシーも何回か行った事はあるけど……ぐらいの自分でも、非常に楽しく遊べています。
そして、ドリームライトバレーではなんとヴィランも住人として登場します!
2023/04/25現在、アースラ(リトル・マーメイド)、スカー(ライオン・キング)、ゴーテル(ラプンツェル)の3人が登場。もちろん、彼ら彼女らとの友情クエストもありますし、その内容もキャラクターの性格や設定を守りつつ、爽やかに楽しめるよう仕上がっています。

その3:デフォルトのセンスが良すぎる! 安くても楽しいコーディネート

これ、個人的にかなり凄いな……と思った部分。
ドリームライトバレーでは、各作品に沿った衣装や家具ももちろんあるのですが、そうではない、シンプルな普通のシャツとか、普通のスーツとかも存在します。
これのセンスがいい。モバ○ーとかの初期アバターや無料・安価で手に入るようなアバターって、「あ、価格相応だな」っていう感じがありますが、ドリームライトバレーではそんなことがありません。
シンプルなりにきちんと見られる衣服が、かなり安値で買えます。また、そういったシンプルな衣装や家具に好きなモチーフを貼り付けてアレンジできる機能も。
特に序盤は、施設開放や家の建設にお金を使いたいので、安くてもかっこよく、可愛くできる! というのはとても良いと感じました。

その4:時間帯によって変わる美しい景色! でも見えにくいなら見た目の時間だけ操作できる!

ドリームライトバレーの世界は、リアルタイムに応じてその色彩を変えます。日暮れに染まる草原、ライトが彩る夜景……そんな変化を眺めるのも楽しいものです。

しかし、場所によっては夕方、夜だと地面に落ちてるものが見え辛い……という事態も起こります。が、心配ご無用。
設定から、「見た目の時間を、現在の時間から任意の時間分、ズラせる」のです! 見た目だけなので、夜には寝ているキャラが起き出すとかはありませんが、採取や小さいキャラクターを探す時には非常に便利。気が利いています。

ここが(今の所)ダメだよ、ドリームライトバレー

その1:(Switch版)まぁまぁな頻度で起こるスタック、エラー落ち

一度は改善していたらしいのですが、最新のパッチから、Switch版でそこそこの頻度でスタックしたりエラー落ちしたりということがあります。
数分おきに自動セーブされるので、致命的な状態になることはほぼありませんが、まあ鬱陶しいのはそう。
とはいえ、アーリーアクセス版ですし、データ破壊とかは今の所聞いたことがないので、「そういうもの」だと思って遊ぶならそこまで困る事もないでしょう。

その2:カメラ回りすぎ問題、あとアングル問題

これ、人によるとも思うんですが、自分の場合、感度を最低まで下げてもなお、カメラ移動が早すぎて酔いそうになります。
一気に回さなければいいんですが、ちょっとだけ倒したつもりでもグイっといくので、感覚をつかむまではやや苦労しました。

また、狭い場所や障害物の多い場所に入った時のアングル自動変更もいまいち甘く、木々の鬱蒼と茂ったエリアに行くとちょっと大変。
(ただし、一部の固定オブジェクトを除き、ほとんどの木や石などの環境物を動かしたり削除したりが可能なので、対策のしようはあります!)

その3:花の要求数がかなりある割に、取れる数少ない!

ドリームライトバレーでは、色んな家具も作ることができます。また、それら家具を家だけではなく、谷の色んな所に自由配置することが出来ます。
なので色々作りたい所なのですが……素材として要求される「花」の数が意外と多く、また取れる数が少ない!
花は栽培不可で、各地域ごとに決まった数種類の花があり、一度に生える上限数、また推測ですが、「花の色ごとにも上限がある」ので、レア色の花を10とか20とか要求されると、集めるのに苦労することに。
花の復活順も恐らくランダムなので、目当ての色が復活するのを待つのはなかなか時間がかかります。
じゃあ予め全部集めておけばいいじゃん! と思ったら、今度は初期倉庫の枠が足りなくてとても置いておけないという問題が発生するのです……。

おわりに

と、いい所、悪い所、両方連ねてみましたが、如何でしたでしょうか。
粗が目立つ部分はまだありますが、私はそれでも毎日楽しくプレイしています。
ディズニーが好き、生活シミュレーションが好き、そんな人はぜひ、今からでも手に取ってみてはどうでしょう?
最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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