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Lyrics 歌詞の翻訳

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好きな海外の歌(英語の歌が中心、というか他の言語は翻訳無理)と歌詞の日本語訳を投稿します。別のテーマを取り上げた投稿であっても、歌詞の翻訳を掲載した投稿は、このマガジンにも収録し… もっと読む
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2021年1月の記事一覧

音楽は人を癒すか 〜 本当に 「音楽は人を癒す」 か?

音楽は人を癒すか。癒す時もあれば癒さない時もある。音楽を忘れる時もある。「本当に」へこんだ時は、音楽は力にならない。これは自分の場合、だけど音楽は自分にとって個人的な体験だから、これが全て。 本当にへこんだ時、ある一線を超えて(越えて)落ち込んだ時、音楽は自分の傍らになかった。というか、聴く気にもならなかった。この世に音楽があることを忘れていた。 「本当に」落ち込んだ時は、音楽すら傍らにない。音楽はその時、力にならない。音楽が癒しになる時は、いずれ再び立ち上がる可能性を秘

フィーリン・グルーヴィー(歌詞和訳) 〜 サイモンとガーファンクル

前説Simon & Garfunkel を妻子とともにライヴで観たのは 2009年7月(Paul Simon のライヴなら 1991年10月に妻と観た)、2009年7月となると自分はもう 48歳になっていたけれど、彼らは自分にとってはガキの頃「洋楽」の世界の入り口にいて、その先を案内してくれたような人たち。ほぼ同時期にショッキング・ブルーを聴いたりもしていた記憶があるものの、近頃はあまり言わないかもしれない「洋楽」と呼ぶ(呼んでいた)音楽を本格的に聴く切っ掛けになったのは、あ

ガンガー(インド, ヴァーラーナシー)で 初日の出 を拝んだ 〜 1984年1月1日

前説コロナ禍でおんとし、漢字で書くと御歳 92歳, 89歳の両親がいる静岡県の田舎に帰省することもできず、且つ東京住まいだった息子は一昨年12月から韓国・ソウル滞在中、今年は茨城県南の地方都市の我が家にて妻と二人で新年を迎え、二人で御節料理を食べ、日本酒を飲み、そうこうしているうちに 2021年の元日も早くも昼過ぎになった(でもインド、ヴァーラーナシー、ガンガー河畔はまだ元日の昼前だね)。 今からちょうど 37年前、1984年の元旦、インドのヒンドゥー教の「聖地」(郊外に釈