映画「セメントの記憶」 〜 建設・創造・再生を 破壊 とシンクロさせ、レバノンからシリアを描く物語
物語と書いたが、文字通り現実を描いたドキュメンタリー。シリア人が監督し、レバノン人が撮影監督を務めたという、レバノン・ベイルートの建設現場で働くシリア人(難民もしくは移民)労働者たちを通して長期化した内戦に翻弄されるシリアとシリアの人々を描いたその映画、「セメントの記憶」を観た。
かつて長らく(1975年 - 1990年)内戦があったレバノンで制作された、レバノンと、今も(2011年~ )内戦が続くシリアと、そして内戦や紛争に翻弄される人間の姿を伝える映画である。
セメン