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君のために生きていくね

写真は4月中旬・夜中に同期のドラムと500ml缶の酒を片手に歩いて夜桜を見に行った時のものです。月明かりと街灯に照らされ、桜の周りが薄紅色の空気を纏っていました。

タイトルは、踊ってばかりの国(以下踊って)というバンドのアルバム名です。
幼い頃からバンドが好きで色々と聴き漁ってきた人生でしたが、踊ってと出会ったのは比較的最近・高校3年生の頃で、当時はあまり好きになれずにいました。なんだかよくわからない。これがその時の印象でした。

大学生になり軽音を始めると、先輩方が踊ってをコピーしていることを知りました。それをきっかけにCDやライブ音源を聞いてみると、当時は受け付けなかったそのよくわからなさがよくわからないまま心にすっと入りこんできて、気づけば心が凪いでいました。
言葉にできない経験でした。
この経験をきっかけにまた踊ってを聞き始め、今では一番好きなバンドになりました。

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皆さんは音楽を聴いて涙を流したことがありますか?
僕は踊ってばかりの国のライブで初めてソレを経験しました。自分でも驚いたのを覚えています。

別にこれといって辛いことがあったわけでもなく、ただただ楽しみだったライブです。一人で行きました。
最後にBOYという曲をやってくれたんですが、後奏で耐えきれず、大泣きしてしまいました。あまりに大きくて太い音で、声で、僕を肯定してくれている気がしたのかもしれません。
ちなみにライブが終わった後はしっかり難聴になってました。これもまた気持ちよかったです。


僕はデカい音でしか味わえない感動があると信じています。

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