部活の自由選択 | 地元の中学校
今年度から、地元の中学校の部活は自由選択となった。
同じ市内でも、部活が自由選択に切り替わっている学校が増えているようである。
私は今年度から中学校の補導員となりました。先日、初のミーティングに参加した時に、学校の先生から聞いた情報である。
学校側の理由は、先生の長時間労働を解消するため、働き方改革が根本にあるようです。
娘と息子に聞いてみる
春から高校1年の娘は、”部活の自由選択”を聞いてとても残念がっていた。
私たちが在学中に”部活の自由選択”が導入されていたら、辞めていたかもしれないという。
娘は卓球部に所属。部員が少ない分、人間関係は良好で楽しそうであった。市内大会の成績も上位を取るようなチームであった。
しかし、ボランティアの外部コーチ(高齢の方)との関係性が良くなかったようだ。
息子は来年度、その中学校へ通う。
”自由選択”を聞く前は、吹奏楽に入部すると言っていたが、「自由選択ならやらない」だそう。
運動系は苦手だからやらない。文化系は吹奏楽部の他に選べる部活がなく、妥協した結果らしい。そして、演劇クラブに入っているので、その活動に重きを置きたいらしい。
それに、息子は男の中で揉まれてできるようなタイプではなく、女の子のグループの中で能力を発揮するタイプらしい。現に、演劇クラブでは「紅一点」の真逆の環境で、女の子に囲まれて楽しそうにやっている。
この息子の能力は、私には全く備わっていないことが悲しい…
色々な考え
補導員のミーティングの場では、部活が自由選択となることに賛同できない方が多かった。
”男の子は部活をやって、ヘトヘトになって帰宅してご飯を食べて寝るくらいがいい”
”部活をやらない生徒が、早く帰宅して何をするのか心配…”
”上手い下手関係なく、一生懸命やって体力をつけて元気に育ってほしい”
そんな意見を、そなんだな〜って聞いていた。
私はやるもやらないも、本人の自由だと思っているので、賛成でも反対でもない。
それよりも、気になることは…
*なぜその選択をしたのか?
*そもそも、なぜ?
さいごに
私も新人補導員だが、意見してみた。
部活の自由選択では、顧問の先生の力量が試されることになると思います。先生と部員で良い環境を作ることができれば、魅力ある部活となるのではないでしょうか?
あの先生に会うために、誰かと一緒にやるためになど、そんな人間関係が作れればいいですね。
私もより良い空手道場を目指し、これからも精進します!
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