触りやすい焼きもの🍽️
初めて陶磁器(土や石が原料の焼きもの)を買ってみました。
餅は白玉粉に抹茶を混ぜたもの。隠し味にハブ茶という整腸に効く茶葉もいれました。見た目が美しくなくて恐縮ですが、味はとってもよかったです。
そんな抹茶餅とともに使い始めたウチの器(うつわ)。最近フィンランドの工芸に興味があることと、元々北欧びいきの人間だったことから、マリメッコの器を選びました。シールトラプータルハというシリーズで、日本語に訳すと市民農園という意味があります。急ぎだったのでデザインまでこだわらずに購入したのですが、「いつか何かを育てたい」というような思いもあったのかもしれません。器にはコルク蓋がついていて、ほこりを防げるのもポイントが高かったです。
急ぎで購入したけれど、使い始めてかなり満足しているように思います。2週間程前、今まで使っていた紙皿で食品を解凍した時に舌の具合が少し気になったということがあり、それが購入を急がせたのですが、おかげで陶磁器の心理面での使いやすさに気がつくことができました。
社会人の頃は「壊れないように。」とプラスチック製の器ばかり使っていたのですが、寝たきりになって「壊さないように。」という気分も知り、壊れる物と付き合っていける心構えができたのかもしれません。
まんまるほっぺの赤がワンポイントになった器は観ていると新芽を見たときのように生き生きとしてくる...というのは褒めすぎかもしれませんが、無地のものばかりの自分の部屋にも少しずつ馴染んできています。購入時に前の持ち主の方が大事に使っておられた様子をうかがえたことが良かったのかもしれません。中古販売でも気持ちよく買い物ができれば十分満足できますね。あと最近私は古いものに関心があるので、フリマアプリと相性が良いようです。素敵な出品物は手入れも行き届いているので、物によっては新品よりも気分のよい買いものができそうです。と、器を買ってみて、これからの展望を感じることとなりました。