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夢記 肉親としての父母、主に父の夢|夢記マガジン|#2


⭐︎実際にあったこと

今年の一月に改名の夢(名前に関するワードが強調されていた)を見ている。夢の場面は実家の一室、父も参加していた。そして近頃、苗字のために出来ることがもう思い浮かばないな〜などと考えていたところだった。

⭐︎夢の内容

先ほど説明した一室で、友人2人と私を含めた3人のグループLINEを見ている。友人は性的に惹かれる魅力をもつ女性と共感力に富んだ親しい男性。

グループLINEに入った覚えはないが、また違った友人に連絡先を聞いてつくったそうである(夢なのでシステムが現実通りに組まれていないことはままある)。

しばし2人のLINEがつづく。私は見ている。正直言ってこの女性と話すことはないように思える。というのも女性らしい女性というのは、私の中では影として存在する性質と言えるからだ。

しかし、自分の中で際立たない性質をもつ存在から感じられる何かもあろうかと、後でもう一度聞くために録音しようとした。すると手違いでビデオ通話になってしまい、坊主頭になっている自分を説明もなしに画面に晒すことになってしまう。

おまけに、そのタイミングで父がホワイトデーのお返しを買ってきたと、いつの間にか開いている扉越しに声をかけてくる。慌てて何か(「今は違う」というような)言葉を短く発した。

変な空気に、通話を切るような運びになる。こんなつもりじゃない、、しかし、通話は切れる。

男性の友人の視点になり、通っていた学校の風景の動画をなぜか7分ほど撮影することになる。学校近くの墓地に向かう林間の裏道である。なぜこれを撮っているのかと思い直してやめるのだが。

場面変わり、リビング(居間)の際(きわ)に立つ私は、ダイニング(食堂)で私の定位置に座る父の姿を見ている。何か物を投げつけた。それはかつて私が苗字のために生きていた時、パートナーにしてしまった行為だった。

⭐︎思ったこと

最後に私が立っていた居間の際の意味は、シャレのようだが今際の際(いまわのきわ)のことだろう。死に際や最期の時を意味する言葉である。

多分、パートナーに物を投げつけたとき、父親を彼に投影していたのだろう。「この人を怒らせよう!」と、浅はかにもそう思っていたからだ。

しかしその時から、私の中の父親像は変わったのだろう。パートナーとのやり取りを通して、抗議の気持ちが⭐︎昇華(危機を和らげる心の働き)されたのだ。

(⭐︎詳しく知りたい方は「防衛機制」で検索してみてね、結構おもしろいです。)

そうして女性らしさ、男性らしさ、肉親としての母、父、そういう話は、今語らなくても良い。名(7・ナ)に振り回される生き方はもう終わるのだと、友人が告げてくれたようである。

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