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朝鮮版留盃瑯土,異本留盃邪土

先に、堀井梁歩訳『ルバイヤット』の元本は京城で出版された、ということを書いたのだが、その書影を発見した。

酒のまぬおのこは好かぬかな
https://note.com/daily_sumus/n/ne6efe858ba6d

本日、たまたま別の目的で『近代詩書在庫目録』(田村書店、1986)をめくっていると、なんと、堀井私刊の二冊が掲載されているではないか! 驚いた。さすがです。宮沢賢治と同じページ。なお、204番のタイトル「邪」は「瑯」が正しい。

204『波斯古詩四行詩集 留盃邪[瑯]土』オマール・カイヤム著 堀井梁歩訳、昭和11年2月20日発行、私刊、非売品、限定初刷200部

205『異本留盃邪土』堀井梁歩訳、昭和13年1月31日発行、私刊、非売品、限定100部

『近代詩書在庫目録』(田村書店、1986)より

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