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「実験思考」を読んだ

価格が以上に安い(電子版だと0円)のはこの本自体で実験をしているから。本書にQRコードがあり、飛び先にはこの本に対していくら払うか自分で価格を決めて支払えるシステムとなっている。

久しぶりにビジネス本を読んだのでこれといって大したことは書けないしミスリードをしてしまう事が怖いが、僕なりに感じたことを書いておく。

実験思考というポジティブシンキング

僕はどちらかというとネガティブに捉えたり、「〜しなきゃけない」と考えがち。しかし光本さんの実験思考を読むと全てが実験とおっしゃっている通り、結果がどっちに転ぼうが楽しい、ワクワクする、学べるというポジティブシンキングぶり。正直ポジティブに捉えるなんてのは簡単だが、光本さんみたいに自分の貯蓄が減っていったり責任が自分にのしかかる状態で実験と捉えて挑戦するのは難しい。僕はどちらかというとその責任の重圧に耐えれずネガティブに捉えてしまい潰れてしまった。いかなる状況でも実験としてポジティブに捉えられるその精神力は羨ましいし逞しい。

CASHで覚えた無茶苦茶な感覚

本書にも登場するCASHというアプリ、ローンチ当初の僕の感想は一言で「なんて無茶な」というもの。目の前のものが一瞬でお金に変わる?続かないでしょ?無茶苦茶だよ。と思っていた。続かないでしょ?はその通りでローンチその日に一旦休止とした訳だが、そこから分かった事などを吸収して再ローンチ、今ではDMMの買収からの独立と色々あったみたいだが、深くはわからない。そんなことはどうでも良くて、要は「あ、そんなビジネス有りなんだ(僕は怖くてできない)」「あ、そんなすぐ撤収するの有りなんだ(僕は怖くてできない)」に詰まっている。僕は怖くてできないようなことは実験思考と称する考え方からきているものだった。そんな行動力に脱帽だし脱毛(オヤジギャグ許して)元からビジネスを考えるのが好きで得意な光本さんとのこと。すぐに手元にお金が欲しい人が多いとあたりをつけてこういうビジネスをノートに溜め込んでいる。

共感した部分

目次から引っ張ると

全力で「普通の生活」をする、不得意なことは任せて得意なことに集中する、人の「いいね」も「悪いね」も信じない、事業はタイミングが命、触って気持ちよくなければ捨てる、いらないモノは極限まで「削る」

という所か。特に「事業はタイミングが命」には個人的にすごい共感していて、早すぎるビジネスは理解されないし誰もついて来ない。自分が将来を想像してそれが的確に当たっていたとしても世論が追いつかない。思いついた側は斬新だと思い込んでるから早くやりたいし絶対ヒットするって思っていてもまだボールは投げられてないのだ。空振り三振に終わってしまう。

最後に

久しぶりに本を読んだのとぱぱっと読んだので深い感想が書けないのがもどかしいが、本書では光本さんなりの未来予想図が書かれてあったりそこにビジネスヒントもあると思うので是非読んでみると良い。Kndleだと0円だし書店で買うにしても印刷代の500円程度の値段だ。オヌヌメ。

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