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「なぜロジカルな人はメンタルが強いのか?」を読んだ

プロ雀士小林剛さん著書。「サイボーグ」とも称される小林剛さんのロジカルとメンタルを掛け合わせた思考論の本。僕は麻雀のプロリーグであるMリーグを見ているが、剛さんは和了っても放銃しても表情が揺るがず淡々と打っている印象が強い。僕はメンタルがお世辞にも強いとは言えない。なのでそんな剛さんから学ぶメンタル増強本としてこの本を読んでみようと思った。

「論理的に考える人は」何があっても動じない

いきなり本題から入るが剛さんは「人生も、そして麻雀も「いいこと」と「悪いことが」偶然起こり続けるゲーム」と考えている。大抵の人は「悪いこと」が起こるとメンタルが揺れて次の最適解を導き出せなくなりがちだと(逆に「いいこと」起こった場合でも言える)ミスは誰にでもあり必然的に起こりうること、これを理解していないとよりベターな他の可能性に気づかないで、チャンスを素通りしてしまう。僕はメンタルが弱いので少しのミスや、他人からしたらミスではないこともミスと捉え込んでしまう。それは自分はミスをしていはいけない立場だし、常に最適解を出さなければいけない立場なんだというプレッシャーを勝手に背負い込んでいたからだ。もっとロボット的な、機械的な考えを取り入れた方が僕には良かったのかもしれない。

アドバイスに従わない「勇気」を持て

自分の信念さえ持っていれば、アドバイスも上手に取捨選択できる。なんでも「はい」と聞く必要はない。最終的に自分は何をすべきか、どうなりたいか、それを日頃からしっかり考えておくべし。とのこと。

僕はここにすごく共感して会社では半期ごとに他社員からフィードバックをもらう評価精度があるが他社員からはともかく上司からのフィードバックではよくトンチンカンなことを言われたことがある。僕は結局無視して自分の芯をブラさないようにしているが、上司である人間が効果的なフィードバックをしてくれなかったことに非常に残念に思っていた。少し脱線したが、ようは自分に確固たる芯を持って入れば受け入れるべきアドバイスとそうでないアドバイスが明確に区別できて自分の目指すべき理想にぐっと近づくことができるという点です。メンタルがブレることなく。

まとめ

と内容はとても読みやすく4時間程度で読めるプロ雀士小林剛さんの思考論の本。読んでみて損はないのではないのでしょうか。僕はメンタルが激弱なので参考にできる部分が多々あった(メンタルに自信のある人にとって有益かどうかは分かりかねる)メンタルがよくぶれるという方は是非ご一読を。

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