図1

「EVO Japan」初出場の結果は...?

集大成となりました。ドドーーーン!

画像1

皆様、こんにちは。M(Ryohei)です。
いかがお過ごしでしょうか。

先日、我々BaWは、EVO Japanに出場してきました。
特に大阪メンバーは、全員が格闘ゲームの大会への初参加でしたが、
結果はどうだったのでしょうか...?どんな気持ちになったのでしょうか...?

また、「鉄拳7」で世界一に輝いた実績を持つ、
RedBull所属のAsh選手の密着、様々なゲーマーさんとの交流など、
とっても濃い時間になりました。
そんなEvo Japanを振り返りたいと思います!
(M→Y→Kの順にレポートを載せています!)
お時間あるときにごゆるりと見てくださいませ!

まず今回、メンバーのエントリーしたタイトルを紹介致します。
T(hano)→鉄拳7(24日15時~)
Y(Romichang)→ソウルキャリバー(24日12時~)
K(kimryo)→鉄拳7(24日15時~)
M(Ryohei)→鉄拳7(24日15時~)
O(Yの旦那様。リリーフランキー感あるイケおじ)(ODEN : おでん)
→鉄拳7
Kogu(韓国視察を共にした、笑い方が豪快な優しいイケイケ男性)→鉄拳7
となっております。

Ryohei編

遡ること、大会の一週間前から前日まで。
先輩(Kさん)と廊下ですれ違うたびに、
「あと○○日でエボじゃん...ヤバ...」などという生産性のない会話をしたり、
最寄りのゲームセンターの鉄拳7全国オンライン対戦で、
張り切って100円硬貨をつぎ込み続けたが、結局ボコボコにされ続けたり...
どういう心持ちで臨めばいいのかわからず、浮足立ちながらも、
着々とその日は近づいて来た。

そして1月24日。とうとうEvoJapan1日目を迎える。
この日はお昼からODENとYの試合が始まるということで、
11時頃に全員集合(Mが遅刻したらしい)の予定。

会場に到着すると、まずすごい熱気。
所狭しと並ぶゲーミングモニターと、人の群れ、群れ、群れ。
SEA MAJORにも参加したが、
二階から見渡せる幕張メッセは、より感覚として圧倒される。
普段画面越しに繋がっているのだろう全国各地のゲーマーが、
一堂に会する絵を見て、心が躍る。
着ていたコートを脱ぎ、気合を入れて鉄拳ブースに進んでいく。
思ったよりも、企業ブースは少ないのだなとか、
もう少し通路広くならないかな(初心者には厳しい)、
などと思いながら、鉄拳ブースに到着。
無事、ODENの試合前にメンバーと合流した(ちょっと怒られる)。

だが、この時点ではまだ、僕はプレイヤーではなく、
ただ応援に来た、観客の一人だったのだ。

軽口をたたきながら、ODENの試合ブースに向かう。
ODENと言えば、青年時代をゲームセンターで過ごし(?)、
ブライアンで圧倒的な強さを誇っていた男だ。
今回、奥様に巻き込まれる形でチームに加入し、
久しぶりに鉄拳をプレイしたとのことだったのだが、
メンバーのプチ合宿などでは、
度々僕とKをボコボコにして楽しんでいた男だ。
いつもの強さを見せてくれると、気楽な気持ちで眺めていた。

画像2

試合が始まる。

あれ...??いつもより、相手が倒れたときの追い込みが甘い気がする!
なんだか、やられている気がする!

惜しいところもあったものの、負けてしまった。後で話を聞くと、
やっぱりいつもより動きが悪いことはわかっていたらしい。
それが、ボタンの反応の悪さか、緊張でボタンの押しが甘いのか、
わからないとのことだったが...。
大会はやっぱり違うわあ」という言葉が、ググっと胸に来る。

ここから、僕の中に試合への緊張が一気に走った。
ただ、見学に来た観客から、プレイヤー、当事者になってしまった。
ボコボコにされたらどうしよう...。笑われたらどうしよう...。
相手の人が、こんな雑魚とやらせんじゃねえよ!って思ったら
申し訳ない...。(基本人からの見え方を心配しているのが悲しい。)

Yも健闘するシーンを見せたが負けてしまい、
時間が空いて僕の出番が近づいてくる。
帰りたい...という気持ちまで出てきてしまった。
直前にトイレに行き、ODENにからかわれる始末。

14時50分。試合エントリーのため、鉄拳エリアに向かう。
スタッフに名前を告げ、首から参加者のタグを下げる。
自分がeスポーツの大会の出番を待っているという初めての経験、
自信のなさから、落ち着かない。

どの人が対戦相手なんだろう...と、目線だけ左右に移動させる。

周囲の人のネームタグに目を凝らすと.......いた!
せっかく、大会に出るのだから、お知り合いをつくって帰ろう、
と思っていたため、話しかけてみることにした。

「すみません...中日さんですか?」
「はい...!」

めちゃめちゃ優しい人だった。お互い大会出るの初めてなんですね、
などと話しながら時を待つ。
大学の水泳部だった時、大会の招集所は
話しかけるのがためらわれる雰囲気だったが、
eスポーツはそうでない雰囲気も感じられた(あくまで予選の話)。
それは、プレイヤーと観客が
全く同じ空間にいるからかもしれないと思った。
まるで、ゲームセンターのような雰囲気だった。

画像3

スタッフから名前を呼ばれ、席につく。慣れないヘッドセットをはめる。
外音遮断のためかと思っていたが、あくまでサウンドを聞くためのもので、外音遮断にはなっていないなあ、と
筒抜ける外部の音に耳を澄ませながら思う。
キャラクターはどちらもカタリーナ。
もちろん、お相手は僕みたいな不純な理由で選んでないんだろうけれど。

じゃんけんに負け、不得意の2Pになってしまい、
少し凹みながらも、試合が始まる。
落ち着け、落ち着け、と自分に言い聞かせながら、ボタンを叩く。
やばい!やられてる!!!
ガードが入らない。タイミング!?タイミングか!?

画像4

試合中に修正はできないのだとわかった。
コンボを繋げられ、あっけなく敗北。
正直、試合中のことはよく覚えていない。
恥ずかしさや、申し訳なさも、消えていたと思う。
何とかしたい、と思ったけれど、何とかならなかった。
何とかしたいと思うのが、遅すぎた。

そして試合が終わり、
「ありがとうございました」と言い合えるのが気持ちよかった。
「今度はもうちょっと練習してきます」とも言った。

これが大事なのではないだろうか。
負ける悔しさが、次はもう少し頑張ろうという思いに繋がり、
オフラインの大会だからこそ、その気持ちを直接相手にぶつけられる。

オンラインだけやっているよりも必ずモチベーションは上がると思うし、
強くなればなるほど、色々な人と仲良くなれる。
それが、大会の面白さなんだと思う。

そして、まさかの棄権したプレイヤーが多く、
ルーザーズを不戦勝で勝ち抜いてしまった。
次の日、25日も試合をできることになった。
若干不安だったけれど、試合を「できる」と思えた。
それは、関わるプレイヤーの方が、皆優しかったから。
あまり、人の目を気にしなくてもいい場所だった。
だから、出たことのない人も、是非出てみてください。
ゲームの奥深さとともに、その拡がりも感じられると思います

2日目の相手は、ガタリさんという聖人みたいなお方だった。
(というのも、初心者感を出しまくっていたら、
1Pを選ばせてくれたからである。姑息に次ぐ姑息...!)
確かASUKAを使われたいたと思う(違ったらすみません...!)
ちょこまかして苦手なんだよな~と思いつつ、
初日よりはガードの修正などができ、
自分としては頑張れたと思う。
それでも、勝つ快感を味わうことはできなかった。
「無理でしたわ~」ってヘラヘラしていたけど、
やっぱりちょっと悔しかった。

話は逸れるが、T(hano)の2日目の対戦相手が、たぬかな選手だったのが
嬉しかったです(ただのファンになりつつある)。
写真も撮ってもらったし、試合中、たぬかなさんが飲みかけていたRedBullを
持たせてもらいました(喜ぶこと?)。
T(hano)に「水、持っといて」と言われた時より、
嬉しかったです(ただの失礼野郎になりつつある)。
プロと初心者の距離が近すぎるほど近いのも、eスポーツの魅力だと思う。

今回、プロアマ問わず、様々な人のプレイを見られた二日間だった。
pgwの工藤社長のおかげで
プロゲーマーの方と出会えることも貴重だったが、
一方で、プロではない、自分よりうまいプレーヤー、という
より自分に近いプレーヤーと知り合えたのもよかった。

eスポーツの大会の、意外な間口の広さと、
奥の深さと難しさを感じた二日間だった。

プレイヤーとして参加したことで一番よかったのは、
プレイヤーになれたことだと思った。

とりあえず!でやってみても、
色々な気持ちを味わえるコンテンツだと思います。
これを読んでくださっている方も、ぜひ、遊びましょう。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

Ryohei.

Y(Romichang)編

49歳と2か月でアケコン(アーケードコントローラー)を触りだし、
49歳と5か月で日本最大の格闘ゲーム大会に出場してしまう、
他人から見れば無謀とも思える冒険は、
49年間の私人生史上最高の濃い3DAYSをもたらした。

世界中のトッププレイヤーや私のようなひよっこゲーマーまで、
分け隔てなく闘わせて頂けるステージで、
私は「ソウルキャリバー6(以下SC)」でエントリーした。

私の第一試合対戦相手は、SCのキャラクター、タリムちゃんへの愛は
全一とキャリバー勢の間でも超有名な「どよーびさん」。
知り合いの日本の強豪プレイヤーさん達から「どよーびさん、超強いよ。」とか「タリムちゃん、可愛いですね。大好き♡と試合前に言うとおまけしてくれるよ。」とか、色々と事前情報を仕入れていたものの、どんな人かわからない恐怖心はご本人にお会いする直前まで、ちっともぬぐえなかった。

とにかく私は、試合前1か月間は対戦相手のどよーびさんに失礼にあたらないよう、毎晩タリムちゃんとばかり対戦した。CPU相手にベリーハードモードで何とか勝ち越すところまで仕上げて当日を迎えた。  

画像5

そんな心配は全く無用だった。どよーびさんは、とても優しく、そして、猛烈に強かった・・・。人生初試合の私を、試合開始まで優しくエスコートしてくれたし、何なら1ラウンド勝たせてくれもした。(←様な気がするくらい、優しい方だった。)CPUと生身の人間との対戦はこんなに違うのかと、骨身にしみた一戦だった。どよーびさんは、私を軽くひねって瞬殺した後、フランスの強豪プレイヤーJASONと対戦し、小柄なタリムちゃんを自由自在に操り、JASONが真っ赤になって悔しがるほどの勝ちっぷりで、どんどん駒を進めていった。

画像6

他人事のように観戦していたら、私はルーザーズで不戦勝ミラクルを連発し、なんとその怒りに燃え滾ったJASONと対戦することになってしまっていた。…え、ま、マジで・・・。私にできることといえば、26年前に大学時代にフランス語学科で学んだフランス語を、記憶の奥底から無理くり引っ張り出し、私はフランスが大好きなんですアピールし、あっさりとJASONが駆使するソン・ミナちゃんに切り刻まれて絶命することだった。

こうして、私のEVO JAPAN 初挑戦は幕を閉じた。510人中の193位という好成績を残して・・・。

ゲームの神様が私にくれたミラクルはこれだけで終わらなかった。大会の3日間、昨年のEVO2019やEVO JAPAN2019の鉄拳を征したパキスタン一人気プロプレイヤーのアルスラーン・アッシュ選手の傍らに、常になぜか私が付き人のごとく付いて回るという名誉職を与えられてしまう。この貴重な夢のような経験については、またじっくりとレポートしたい。

※ご存じない方は、あまりいないと推察しますが、アッシュ選手についてはこちらをご覧ください。 
参照:レッドブルのアッシュ選手の紹介記事
https://www.redbull.com/jp-ja/arslan-ash-pakistani-tekken-legend
「パキスタンが生んだ地球最強鉄拳プレイヤー」

以上。

K(Kim)編

今回初めてゲームの大会というものに参加した。

参加する前までは
「まぐれで一勝くらいできれば笑」
という感じで俗にいう「ワンチャン」というものに期待をしていた。

しかし現実は、、、そんなに甘くなかった、、、

一戦目は香港からこの日の為に来日されていたMuon選手
試合前Muonさんから話かけてくださり、
YouTubeでゲーム配信もやっているそうです
https://t.co/UADTQJuAdZ?amp=1
жよかったらチェックしてみてください(宣伝)

アニメを見て勉強した等、オタク文化でつながる国際交流をした後、対戦へ

画像7

そしてキャラとステージを選択し試合開始。

『圧倒的チカラの差ッ!!!笑』

何もできない、、、
これが大会に臨むものの実力か、、

画像8

二戦目は不戦勝

三戦目はお名前は忘れてしまいましたが強かったです。

結果は257位。
大会に出ることで本当の実力の差を見せつけられました。
悔しいよりも考えの甘さを恥じた一日でした。 

以上。

いかがでしたでしょうか。
結果、まだ大会では真の勝利を挙げられず...。
ただ、皆今後に繋がる何かを持って帰られたのではないか、と思います!
今回交流してくださった皆様、ありがとうございました!

画像9