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本との遭遇覚書・星と星座のひみつ

子どもの頃に何度も何度も繰り返し読んだ本があります。
そのひとつが、「学研まんが・ひみつシリーズ」です。
出会いは近所の小児科の待合室でした。喘息持ちだった僕は、しょっちゅう体調を崩して病院に行ってました。その時にひーひーぜーぜー言いながら待合室で読んでいました。石油ストーブの匂いと消毒薬の匂いが混じり合った中で読むひみつシリーズ。それが記憶に残っています。
その後、経緯は忘れましたが家にも何冊かひみつシリーズがやって来たのです。

その中の一冊。『星と星座のひみつ』との遭遇。
この本と同シリーズの『まんが星座事典』が特に好きで、何度も繰り返し読みました。
星の話が面白かったのです。はじめは天体的な興味だったのですが、それはすぐに星座にまつわる神話への興味へと変わっていきました。
そう「ギリシャ神話」と遭遇したのです。いや、もしかしたらギリシャ神話との出会いの方が早かったのかも。だから星に興味を持ったのかも。
何にせよギリシャの神々や勇者の物語に魅了され、目につくものを片っ端から読んでいたのです。特に勇者ペルセウスの物語が好きでしたね。
それが『聖闘士星矢』との衝撃的な遭遇に繋がるのですが、それはまた別のお話。

画像に上げたのは店にやって来た本。小学生の頃に読んでいたものとは表紙が違います。
科学の本は時代によって内容が改められないといけません。その過程で消えていく本も多いでしょう。だから新訂版として読み継がれているのが嬉しいですね。

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