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本との遭遇覚書・安心ひきこもりライフ

今日もまた図書館へ。年末年始の休館があるから、計画立てて借りたり予約したりしないとねえ。なんて思いつつ、目についた本を手に取り借りているのですが。

『安心ひきこもりライフ』(勝山実)と遭遇。
図書館ではなるべく小説は借りず、ノンフィクション系を借りるようにしています。
そこで見る書架は限られていて、その中のひとつが社会問題のコーナーなのです。居場所、不登校、貧困、などが並ぶ棚から気になる本を手にする。そんな中にこの本もありました。
ひきこもりは関心の強いテーマです。なぜなら僕自身ある一時期ひきこもりのような生活をしていたからです。仕事ができなくなり、家でずっと本を読んでいました。日常の買い物や家事はしていたのですけどね。
これからどうなるんだろうという不安はありましたが、それまで背負っていた不安をひとまず下ろすことができた安心感の方が強かったのです。
なので、この本のタイトルや、何となく感じる緩さに惹かれたのでしょう。

ほんのちょっとしたタイミングで人はひきこもり状態になり、ほんのちょっとしたタイミングで社会とまた繋がるようになる。そんなものかもと身をもって感じています。僕がそのままひきこもらなかったのは、ほんのちょっとしたタイミングがあったからなのです。
いや、まだこのことを語るには、自分の中の溜めになる経験値が足りませんね。もう少し考えてみます。そのために本を読むことにします。

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