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なんで五本指の靴を履いてるんですか?指が五本だからです。って話。

靴下だけじゃなく、指先が五本に分かれた靴をもうかれこれ10年近く履いているのだけど、たまに聞かれる「何でですか」。

「何ですか」はよく聞かれる。そりゃそうだ。五本指の靴だもの。でも「何でですか」はあまり聞かれない。だいたい「何ですか?」「へー」で終わるから。あまり興味が無いか、変な靴を履いている変な人にはあまり関わらないほうがいいと思われているんだろう。

何で履いてんのか、と聞かれたら、「それが自然だから」と答える。足の指は五本分離して生えているわけで、それにはきっと意味があるはずだ。僕だって、足の指が全部くっついてベロみたいになってたら、それをわざわざ切り離して五本指の靴を履こうとは思わないだろう。

でも人間の足の指(人間というか哺乳類の大半)は五本。きちんと分離して生えている(種類によっては見た目には分離してなくても、骨は5本分ある)だったら、その五本が分離して動くような靴を履くほうが自然に決まっている。むしろ、足の指の動きに制限をかけるような靴のほうが不自然だと思う。人間が靴を履き始めたのはいつのことだか知らないが、せいぜい1000年単位のオーダーだろう。靴を履いていない期間は100,000年単位のオーダーのはずだ。サピエンスが出現するより前に存在した人類も含めて考えたら1,000,000年単位になる。そもそも靴は履かないのが自然なわけで(こう考えると服も着ないのが自然になるけどね)、なるべく靴を履いてない状態に近いほうが体にも脳にもいいに決まってる、なんて語ってると、「何でですか」と尋ねてきた人はいつの間にか消えている。

んじゃね!

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