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脳みそダダ漏れマガジン

僕が大学教員として、また家庭の主夫として日々考えていることのまとめです。内容は育児とダイエットと読書感想文が多めで、分野はあまり統一されてません。あとは数学とか、経済学とか、そう…
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2023年2月の記事一覧

隙間時間と習慣の話②

時間の使い方は習慣によって決まっているので、「活用されていない隙間時間など無い」という話をした。 ただ、この「活用されていない」という言葉の意味は誤解されてしまいそうだ。ゆっても無駄な時間ってあるじゃん、とか言われそうだ。 だから、「活用されていない」という意味をもう少しはっきりさせておかないといけないと思う。 活用されていない時間など無いこれは、後から振り返って無駄だったと判定されるような時間のことではくて、そのときその現場で「本当に何もしていない時間」という意味であ

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読書感想文4 「ドーパミン中毒」

今回取り上げる本は、アンナ・レンブケ著「ドーパミン中毒」(新潮新書)である。 リンク先画像の帯にも書かれている通り、「快感に殺される!」本である。 今そこにある危機この本の著者アンナ・レンブケ氏はスタンフォード大学医学部教授で、精神科医である。そして、この本では氏が治療に携わった依存症患者のケースが詳細に語られている。しかし、氏がこの本で伝えたいことは、時に死に至ることもある依存症の恐ろしさ、ではない。 この手の本は、症例の紹介や回復過程(もしくは回復しなかった結末)に

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隙間時間と習慣の話①

「時間がもっとあればいいのに」 これは、日々お仕事やお勉強に追われて一日を駆け抜ける現代人に共通の悲願である。 何かやりたいことがあっても、時間がなくてそれができない。もしくは、頑張って手をつけてみたものの、継続ができない。そんなことは日常茶飯事。現代人の悲願、なんて言ってはみたものの、要するに自分のことなのだ。ああ、時間がもっとあればいいのに。 でも、世の中には、まるで1日がその人にだけ35時間くらいあるんじゃないだろうか、というくらい色々やってる人というのがたまにいる

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パートナーのキャリアに合わせて職場を変えた話

「研究員をやらないかって言われてたんだよね」 妻から発せられたこの言葉の意味を、僕は、瞬時に理解した。2019年8月下旬のことである。 いや、もう少し正確に言うと、一秒ほどの時間その言葉を反芻する間に、その言葉が自分にとって意味することを想像し、受け入れたのだった。 当時僕ら家族は北海道の旭川という地方都市に暮らし、僕はそこにある大学で教員生活7年目を送っているところだった。6年半の間には結構いろんなことがあり、大学の外にも色々と知り合いなどができて世代や職種などを超え

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