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✨ かわいいオノマトペ帳(採集編) vol.2

おはよーござます! 今週も「かわいいオノマトペ」を集める時間がやってきましたよ〜。前回は「ふわふわ」「どきどき」「もこもこ」「カクカク」「わんわん」の5つを取り上げました。

可愛さ重視のオノマトペ集」をつくるため、先週から始まったこの新企画。オノマトペって、日常の会話はもちろん、短歌やエッセイ、うたの歌詞にも使えるし、コレクションとして持っておけば「かわいい創作」をするときに、すごく重宝するんじゃないかなぁ、とおもってます。

そんなわけで、きょうもマイペースに集めていきましょ〜。


6. くるくる

前回同様に、ぱっと思いついたものを書いていきます笑。まずは「くるくる」から。くるくるって、なんか可愛さありますよね。音が軽いからかな。動きを想像すると愛らしいからかな。けっこう派手に動いてはいるけれど、大きなケガはしなさそうというか。すぐに連想するのは、かざぐるまが回っている様子です。今回から、じぶんなりに特徴とかも書いてみますね。

五十音:か行
特徴:軽い感じ、動き(回転)を感じられる、
なかま:「ころころ」「くるり」「くるん」
かわいい使いかた:「寝ぐせで髪の毛がくるくるになった」

7. ころころ

このシリーズでは恒例となりつつある、直前で出たオノマトペから関連するオノマトペを取り出してみました。「ころころ」です。どこか響きが「くるくる」と似ていませんか。同じ「か行」と「ら行」の組み合わせだし、なんとなく軽いというか。転がっている様子を表すことが多いとおもうんですけど、転がっている物体も軽そうな気がします。手のひらサイズの木のおもちゃとか。

五十音:か行
特徴:軽い感じ、動き(転がり)を感じられる
なかま:「くるくる」「ころん」「ころん」
かわいい使いかた:「フタがころころ転がって、床に落ちた」

8. すぽっ

お次は「すぽっ」にしてみました。なんか、小さい「つ」で終わるから言いづらいですね笑。けど、これもひとつの立派なことばだとおもいます。さっきは「穴にハマった瞬間の音」として「すぽっ」を使いましたけど、なんていうのかな、空気の流れと関係があるように感じます。卒業証書の筒を開けるときとか、「すぽっ」って感じですよね。小さめの穴(やスキマ)があって、そこにうまくフィットしたときの音みたいな。すぽっとハマって、すぽっと抜ける。これまた軽い印象です。

五十音:さ行
特徴:軽い感じ、空気の流れ、フタ
なかま:「すっ」「すぽん」
かわいい使いかた:「プーさんが、木の穴にすぽっとハマる」

9. とことこ

いろんな動きをイメージしていたら「とことこ」が気になったので採集してみました。小さいものが、小さく移動しているイメージでしょうか。ハム太郎の「とっとこ」も、この「とことこ」をちょっとアレンジした音だろうし、ハムスターくらいの生きものが歩いているところを想像します。似た音に「とんとん」もあるけど、すこし印象がちがいますよね。もうちょっと歯切れのいい感じがする。「とことこ」は「と」のあとに「こ」が続くことで、一旦止まるというか。それこそ「歩くとき」だったら、足を置いてる感じを表現できてる気がします。

五十音:た行
特徴:軽い感じ、動き(移動)を感じられる
なかま:「とんとん」「てくてく」
かわいい使いかた:「娘がとことこ廊下を歩いてきた」

10. コトコト

最後は、さっきの「とことこ」の順番を入れ替えて「コトコト」にしてみました。自然と「じっくりコトコト煮込んだスープ」という、あの言葉が浮かんできました。オノマトペってどれも発明だとおもうんですけど、この「コトコト」はそのなかでも別格というか、「弱火でじっくりと時間をかけて煮込む音」として抜群ですよね。十分に温まって、底から空気が押し上げられている様子。スープのとろみさえ感じられます笑。考えてみると、料理ってオノマトペの宝庫ですね。

五十音:か行
特徴:おだやかな感じ、動き(起伏)を感じられる
なかま:「カタカタ」「ぽこぽこ」
かわいい使いかた:「じっくりコトコト煮込んだスープ」(これは超えられません笑)




今回は、どれも軽い感じのするオノマトペでした! 印象に残ったものはありましたか? 現在、10個の「かわいいオノマトペ」コレクションができています。このまま週に5個のペースで集めると、7月には100個を超える計算なので、地道に続けていこうとおもいます笑。それではまた次回〜!

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