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₂₇ 寝ぐせの可愛さについて

《 🍭 かわいいって、なんだろー? 》をテーマに、思いついたままポンポン書いてみる連載シリーズ。今回は、寝ぐせについて考えます!

抜けてて可愛い

土曜日ですね。きょうは、寝ぐせの可愛さが気になりました。あの可愛さはどこからくるのか、ちょっと探してみます。この連載も気づけば27本目で、こんなに書けるなんてじぶんでもびっくりです。とりあえず30本(1ヶ月分)書いたら、今までの振り返りをしてみようかな。ってことで、今回は寝ぐせについて。正直、どんな寝ぐせも可愛いと思っちゃうくらいには可愛いセンサーがゆるんでます。なんだろなー、まず「抜けてて可愛い」ってのがあるじゃないですか。ぴょこんと髪がハネたまんまになってる感じとか。あの抜け感に注目してみると「寝ぐせがついてること」そのものじゃなくて「寝ぐせを放置してること」に問題があるような気がしました。問題といっても、この場合はかわいい意味です笑。可愛くなってる要因のはなし。寝ぐせがついてても、そこに意識が向いてないっていう。自覚のない可愛さですね。起きてから何分後の寝ぐせかによっても変わってきますけど、1分後なら寝ぼけたまま気づいてないんだろうし、30分後の目がぱちっと開いた状態でも寝ぐせをキープしてるならそれは鏡をよく見てないか、そもそも髪型のくずれが気にならないタイプなのかもしれません。

偶然まかせ

たぶん多くのひとは、寝ぐせがついてたらなおすとおもうんです。だれかに会う日なんか特に。じぶんも髪の毛がやわらかいほうなので毎朝どこかしらペタっとなったりハネてますけど、水つけて軽くなおしてます。ほんとは、起きたままなーんにもせずに無造作で可愛くなる髪がほしかった笑。けど、放置できるのは休日くらいです。あ、もしかして髪質によっては寝ぐせがつかないってひともいるんでしょうか。いいなー。そういうひとは逆に猫っ毛を求めてたりするのかもしれませんね。なんの話だったっけ。そうそう、どうしてなおすのかなーってことが気になったんです。やっぱり人前ではピシッとしてたいんですかね。あんまり意識してないつもりだけど。フランスとかヨーロッパでも一緒なのかな。整えてつくりだす可愛さと、天然の手を加えない可愛さがあるとおもって。どっちも捨てがたい。その中間もあるのかな。あえてピョンとハネさす、それこそ抜け感を意識したヘアスタイルがあるように。自然にできあがった寝ぐせが超可愛い感じになってるケースもありそうです。そっか、寝ぐせのポイントは偶然まかせってことなんですね。その日によって、そのひとの髪質によって、はたまた寝具の素材によっても寝ぐせのできる場所や度合いが変わってくる。やんちゃな寝ぐせと、さりげない寝ぐせ。起きてみないとわからない運試しなところがおもしろいです。

寝ぐせのできる現場

実際、起きたら「寝ぐせやばいよ」って笑われた経験ありませんか? じぶんはあります。鏡見といで、と。あれも寝ぐせのつきかたが予想外というか、つくろうと思ってつくれる状態じゃなかったわけですよね。どうやったら寝てるだけでそんなに爆発するのっていう。それで思い出したのは、ヨシタケシンスケさんの人気絵本『ねぐせのしくみ』です。ぐっすりねむってるあいだに、じつは宇宙人みたいな集団が現れて勝手にどこかへ連れてかれたりヘンテコな体験をさせられてるのかも、みたいな絵本。あれを読むと「どうやって寝ぐせがついたのか」っていう背景が気になってきます。これは、寝ぐせのできる現場が可愛いのかもっていう話ですね。ここまでなんとなく「朝、起きたときの寝ぐせ」を想定してましたけど、もうひとつ「お昼寝でついた寝ぐせ」もあるんでした。午前中はおとなしかったはずの髪の毛が午後になって弾けてたら「あ、あのひとお昼寝したんだな」ってバレるわけで笑。バレた原因も、その背景も可愛いです。お昼寝という「かわいい行動」が、寝ぐせっていう「かわいい状態」をつくりだした。可愛さの原因には、べつの可愛さが隠れていることもあるみたいです。


今朝は寝ぐせついてましたか? 気づいたことなど、気軽にコメントください! それではまた〜

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