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オンライン開催された大学院入試の話(試験対策編)

ここからは私が実際に試験対策として行ったことについて記載していきます。興味の無い方は見なくて良いです。

そう言われるとみたくなりますよね、不思議と。そんなことないですか?笑

まぁ、でも本当に知りたい方だけ見ていってください。

・大学院入試と大学入試の違い

この違いをわかっていないと無防備で挑むことになるので、負け戦に時間を割いてしまうことになります。試合前には敵(志望校)を徹底的にリサーチし、敵に勝つための戦略を考えることからはじめてください。相手を知ることは非常に大事です!

ズバリ!一般大学入試との違いは、試験科目に「面接」があることです。ではなぜ、ほとんどの大学院入試で面接が実施されていると思いますか?

大学院とは研究を行うところです。つまり研究室に属して研究成果を上げることが必要不可欠になります。教授と受験生との間に考え方の違いや研究の方向性にずれが生じる場合、入試では落とさざるを得ません。面接以外で試される英語力、数学力などの基礎知識も大事ですが、教授とのコミュニケーションが非常に大事です!

そのために「自分はどのような研究を行いたいのか」「なぜここの大学ではないといけないのか」これが明確でなければいけません。ここの意見が一致すれば、続いて英語や数学、プログラミングなどの基礎能力が試されることになります。


・心臓が飛び出るぐらい緊張した、研究室訪問

ちょっと大げさに書きましたが、自分の考えを聞いていただきどのようなフィードバックがくるのか、そして自分の存在をアピールできるのか、スムーズにコミュニケーションをとることができるのか、緊張しっぱなしでした。

NAISTにはオープンキャンパス、サマーセミナーやスプリングセミナー、いつでも見学会など研究室訪問が容易に行いやすい環境があります。ぜひ活用していただきたいです。

私の場合は、スプリングセミナーで1回、いつでも見学会(5月)1回の計2回訪問の末、試験に臨みました。5月のいつでも見学会はコロナウイルスの影響でオンラインで行っていただきました。1回目はざっくりこんなことをしたいと話したところ、これは知ってる?あれは知ってる?などこれから考えるべきことについてヒントをいただくことができました。

2回目には実際に行いたい研究を話し、フィードバックをいただきました。やっぱり話す前はかなりそわそわしていましたが、事前に考えられる質問項目をピックアップして臨んだことが良かったな思います。

この研究室訪問では、もちろんかなり突っ込まれましたが、題材としてはかなり興味を示していただけたので、感触としては悪くなかったです。参照すべき学会や論文まで提案してもらえたので、その後の文献調査がスムーズに行うことができました。


・ペンが脳のスピードに追いつかなくなるぐらいやった、数学

これまた、言い過ぎた表現で申し訳ございません笑

数学は嫌いではなかったので比較的苦も無く進められました。ただ数学を勉強する上で大事なことは、一緒に戦う友人と協力すること。これはいままでやってこなかったことでしたが、めっちゃ大事です!

数学といってもかなり範囲が広くすべてを一人で網羅するには効率が悪すぎます。また、自分が理解できていない問題を友人が理解できているなら教えてもらうことが友人にとっても自分にとても記憶に定着しやすいと思います。また勉強範囲の偏り防止にもなるので、今まで避けていたような問題にも対処する時間を設けるきっかけにもなると思います。

友人の使っている参考書と私の参考書は違っていたため、考え方の意見を出し合うことでよりその範囲の問題に対して深く知識を深めることができました。勉強期間は約5ヶ月ほどだったと思います。あと、参考書の他にYouTubeの「予備校のノリで学ぶ 大学数学・物理」には大変お世話になりました!ヨビノリのたくみさんの説明は本当にわかりやすくて好きです。是非、映像授業や解説動画など用いることも検討してみてください!


・意地で上げたTOEIC

ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、コロナウイルスの影響でTOEIC試験が3月から8月いっぱいまで中止となり、受験生にかなりのダメージを与えました。私もせめて700以上はスコアの確保をしておきたかったのですが、それは叶うことはありませんでした。最終的に提出したスコアは660でした。

大学入学当初の私のスコアは200ちょっとでした。。。。。。。

さすがにやばいというか、絶望しましたね笑

TOEICの勉強は基本的に「スタディサプリENGLISH  TOEIC TEST」、「SANTA TOEIC」を用いて勉強しました。その後模試を使って解く手順や流れを確認などを行って本番に臨みました。しっかり結果も出ているので、継続してやってきて良かったです。学部在学期間中に750を突破できるように勉強していきたいと思います。


・精神的ダメージを与えられた、小論文対策(1番大事)

NAISTの受験で1番大事なのはこの小論文対策だと思います。院試で重要な面接ですが、提出した小論文に関する質問がほとんどです。この小論文にしっかり時間かけて書き上げてください。

NAISTでは教授と話すことで教授からのフィードバックを用いて小論文の書き直しを行うこともできますが、希望研究室の先輩に小論文の添削をお願いすることができるのでそちらの方がハードルも低く、頼みやすいのではないでしょうか。

ただし、セミナーやオープンキャンパスなどで先輩と直接話したりするなどして事前に面識がある方が快く添削していただけると思います。くれぐれも失礼のないように。また、他の受験生と添削時期が被らないようにできるだけ早めに行動しておきましょう!

私の経験談として、スプリングセミナーの3日間でお世話になった先輩に添削を依頼しました。毎回すごく丁寧な添削をしていただき、本当に感謝しています。私の提案した研究テーマは新しいテーマだったので文献調査に非常に時間がかかり、海外文献の翻訳も慣れていなかったので精神的に大変でした。私の場合は、書き直しをトータル6、7回したので疲れましたが、合格できたのでやってきて良かったなと思います。




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