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人間は考える葦である

人間は考える葦である。これは天才数学者パスカルの名言です。
そもそもこの言葉の意味を知っている人も知らない人もいると思いますが、現在21歳の私の最も核なる言葉です。

この言葉と出会ったきっかけは、現在も絶賛刊行中の「アオアシ」というマンガです。ヒロインの子が「人間は考える葦である」というセリフを言うのですが、私はこの言葉に魅了されました。考えるということがどれだけ大切で、そして、今を生きる私たちにとって欠けてしまっていることなのか。

スマートフォン、テレビなど私たちの周りには様々な媒体が急速に拡大し、考えなくても生きていけるような、そんな生活を送っていませんか。

例えば、ある目的地に行きたい時に、私たちは電車の路線図をわざわざ見たりはしなくなっています。アプリで目的地を設定すれば導いてくれるからです。

便利ですよね笑、だけどこれに慣れてしまったらどうでしょうか。答えはなんでもスマートフォンが知っていますか?グーグル先生は何でも教えてくれますか?

グーグル先生が何でも全てのことの答えを教えてくれるようになったら、それはそれで素晴らしいのかもしれませんが、グーグル先生に解けない問題だってあります。それは考える力を養うことでより、その答えに近づけるものです。

例に挙げるとするならば恋愛が適してますかね。たしかにグーグル先生にデートスポットを聞けば一切断ることなく教えてくれますが、私が重要だと思うところはここではありません。
デートの場所なんてどこでも良いです(良くない笑)デートをしている間に、何を話し、相手が何を求め、そしていかに未来の自分に繋げるかであると思います。それは自分の持っている頭を最大限に発揮して、考えて考えて考えるしかありません。デート前に相手が喜ぶものを準備しておくとか、言葉の選択だとか、そういったものは決してインターネットでは教えてくれません。

長くなりましたので、まとめます。人間は考える葦である。人間のみが考えることを許された唯一の生物であり、そしてこの考える力こそが世界を、地球を、良くしていくものであると。だからこそ、私たちは考えることをやめてはいけない。考えて、考えて、考えれば、いつか考えなくても相手の気持ちが分かる行動が取れたり、良い方向に繋がっていくんじゃないかと。

#座右の銘 #アオアシ #人間は考える葦である
#大学生