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投球障害肩の徒手検査法


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改めまして!皆さんこんにちは!!
【NAORU】というセラピスト向けのアプリを運営してる若林(@daiki9021)です!!

保有資格は鍼灸師&日本スポーツ協会公認のATです。(ちなみに現役の3年間で両方とったのでそこそこしっかりしてます)

今回のテーマは投球障害肩の徒手検査方です!

当記事は現在こんなお悩みをお持ちの方は是非ごください。

・どんな疾患があるのか分からない
・どのようにして鑑別したらいいか分からない
・解剖学を復習したい

それでは本題へ行きましょう!

主な疾患と病態

◇インピンジメント症候群
肩関節を動かした際に上腕骨の大結節が烏口肩峰アーチが衝突し、その間にある肩峰下滑液包や腱板が挟まれ、疼痛を引き起こす病態です。
ちなみに「インピンジメント(impingement)」とは「衝突」という意味です。

赤丸の部位でインピンジメントが起こります。

◇SLAP損傷
SLAP損傷(肩関節上方関節唇損傷)は繰り返しの投球動作などで上腕二頭筋長頭腱の牽引力により機械的刺激が付着部である関節唇に加わったり、腕を伸ばした状態で転倒したりする事で関節唇の損傷が起こってしまう病態です。

赤丸の部位で障害が起こります。

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〝鑑別〟のイロハや、重要性を伝えていく、解いていく、各方面(柔整.鍼灸.理学療法士.アスレティックトレーナー)のスペシャリストによるマガジ…

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