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ペリトモレノ氷河トレッキング

出発

朝9時、ホステルへ迎えがきてバスでペリトモレノ氷河へ出発しました。
なかなか立派な観光バスで、先進国アルゼンチンを少し感じました。

ツアーバス

今回のペリトモレノ氷河は、190,000ペソ(約3万円)の氷河トレッキングツアーのためなかなか気合が入ります。

1時間ほどバスに揺られていると、次第に氷河が見えてきました。

バスから見えた氷河

バスから見てこの大きさ。
一体どんだけでかいのか

氷河見学

チェックポイント的な場所につくと、2時間ほど自由時間をくれて好きに氷河を見てこいと言われました。
ペリトモレノ氷河を観光するルートはきちんと整備されていて、さまざまな角度から氷河を見えるようになっていました。
下の2枚目の写真の左側に見える通路みたいなのがルートになっています。

マップ
氷河の左側
氷河の正面&右側

どっから見てもとんでも無くでかいし迫力満点でした。
暑さは最大で70mもあるのだとか。
近くを通ってた船がありんこみたいでした笑

そして時折ゴーという大きい音がなって氷河が落下していました。
音が鳴った時には、氷河はすでに落下しているため常に見張っていないと落下の瞬間を見ることはできず、見れたらラッキーだなと昼ごはんを食べながら眺めていました。
しかし、なかなか落下しないため別のスポットに移動したところ、到着後すぐに奇跡的に落下の瞬間を目撃できました。
しかもなかなかでかいサイズ。
今回の旅はとことんついてるなと実感。
誰かが「今の動画撮ってたやつはいるか?」と叫んでいて、たまたま録画していた男性にその動画をくれと話していました。
その姿をみてさすが海外やなと思いつつ、自分も動画が欲しかったのでがめつくお願いしに行きました笑
動画は1Day Shortの方に載ってるんでよかったら見てください。
※基本的に知り合いに向けて書いていたのですが、思ったよりもnoteで発見して読んでくださる方がいるので一応リンク貼っておきます。

https://youtube.com/shorts/wa46lr8Rhic?si=-48YnTX_k0bZjMJM

ペリトモレノ氷河について書かれた看板によると、かつては自分が滞在しているエルカラファテという場所まで広がっていたとのこと。
ここ数年は特に温暖化の影響がひどく縮小が進んでいて、看板も2022年に新しく作り直されていました。
雪山を愛するものとしては、温暖化を実感してなんとも言えない気持ちになりました。

氷河の厚さ
温暖化でめっちゃ縮小しているのを表している

氷河トレッキング

氷河の観光を終えて、今回のメインディッシュの氷河トレッキングがいよいよ始まりました。

船で対岸まで向かい、氷河の麓まで歩いていると、道中めちゃくちゃでかい岩がたくさんあってなんやろなこれって思っていたら、氷河によって上から押されてきた岩と説明してもらいました。
今俺モレーンの上に立ってんのかって思ったら、地理っ子魂が燻られてテンション上がりましたね笑

クソでかい岩たち

ベース的なとこに到着すると、人生で初めてのアイゼンを装着。
スノーシューは履いたことあったんですけど、アイゼンってなんかもう1段階レベル上がった感じがしてテンション上がりましたね笑

アイゼン

重かったけどスノーシューよりは歩きやすかったな。用途が違うから比べるもんちゃうけど笑

準備が整うと、いざ氷河へ。
全く滑らず歩きやすかったですね。

トレッキングが進むにつれて異世界へ入っていくような感じでした。
底が見えないクラックがあったり、周りにはめちゃくちゃでかい壁が乱立していました。
トリコのセンチュリースープ編の世界に入り込んだ感じ。
こんなところでスープ飲んだら、そらにやけるよな

20mあるクラック

氷河の中には水が流れてて、ちっちゃい池みたいなのもありました。
ちなみに水は飲めるらしい。
池はところどころ凍っていて、水の上に立っているかのような幻想的な写真が撮れました。

水の上に浮かんでます

あらかた氷河を散歩し終わった後は、バーが開催され、ウィスキーを氷河の氷を使ってロックでいただきました。
これがクソ強い。普通にくらいました。

バーテンダーのガイドさん
トレッキング後のウィスキー

総じてなかなか楽しいツアーだったと思います。
ペリトモレノ氷河を船で見るだけのツアーもあるんですけど、歩いた方がより楽しめるかなと思います。
氷河を歩く体験もなかなかできないし、幻想的な空間でした。
でもやっぱ3万は高いよ😭

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