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お金を稼いでも安心できない理由とは?

はじめに
こんにちは、ライフスキルコーチのミスターおかっちです。今日は「どれだけお金を稼いでも安心できない理由」についてお話しします。特に、資本主義社会の中で私たちがどのように生き、どのように安心感を得るべきなのかについて、深く掘り下げていきたいと思います。

お金を稼いでいるのに不安が消えない、そんな悩みを抱えている方にとって、この記事が少しでもお役に立てればと思います。


こんなことはありませんか?

  • 「いくら働いても、お金の不安が消えない。貯金があっても、老後が心配で仕方がない」

  • 「仕事を辞めた後、どうやって生活を続けていけばいいのかが不安で、夜も眠れない」

  • 「パートナーとの離別後、一人で家族を養えるか、家を守っていけるかが心配」

  • 「頑張って働いているのに、どこか虚しさを感じる。将来への不安がいつも心の中にある」

これらの悩み、心当たりがある方も多いのではないでしょうか。実は、これらの不安は私たちが生きている資本主義社会の「罠」によって生じているかもしれません。

資本主義社会の3つの罠

資本主義社会には、私たちが気づかないうちに陥ってしまう3つの大きな罠があります。この罠にはまってしまうと、どれだけお金を稼いでも安心できない、不安がつきまとう生活を送ることになってしまいます。

1.貨幣交換

私たちは食べ物、住まい、エネルギー、そして娯楽に至るまで、ほとんどすべてをお金で買う生活をしています。これはとても便利なことですが、同時に「自給力」を失わせる危険性を持っています。

具体例:
たとえば、日常的にスーパーで食材を買い、電気やガスもお金を払って使うのが当たり前ですよね。しかし、もしも突然災害が起きてスーパーが閉店したり、電気やガスが使えなくなったらどうでしょう?食べ物を自分で育てる技術や、代替エネルギーを生み出す手段がなければ、途方に暮れてしまうでしょう。お金で買う生活に慣れてしまうと、私たちの生活はお金に依存しすぎて、自分で生活を維持する力がどんどん失われていくのです。

また、電気製品が壊れたとき、多くの人は修理業者に頼むか、新しい製品を購入します。しかし、修理のスキルや知識があれば、お金をかけずに自分で直すこともできます。このように、すべてをお金で解決しようとすると、自分の中の「自給力」が低下してしまうのです。

2. 成長主義

資本主義社会では、「成長し続けなければならない」というプレッシャーが常にあります。仕事でも、プライベートでも、私たちは常に新しいことを学び、スキルを磨き続けなければならないと感じています。

具体例:
会社で昇進を目指している人は、毎年のように新しい資格を取得したり、業務改善のためのトレーニングを受けたりしています。しかし、これが続くと「いつまで続けなければならないのか?」と疑問を感じることもあるでしょう。たとえば、30代の頃は意欲的に取り組めた新しいスキル習得も、40代、50代になると「このまま成長し続けなければならないのか?」というプレッシャーに変わり、疲れを感じることが増えてきます。

また、子育てでも成長主義の罠に陥ることがあります。子どもが進学するたびに、親はもっと良い成績を期待し、子どもに無理をさせてしまうことがあります。親自身も、他の子どもと自分の子どもを比べてしまい、『うちの子ももっと頑張らなければ』とプレッシャーを感じます。これが続くと、親も子どもも疲れてしまい、本来の家族の喜びや絆が薄れてしまいます。

3. 競争主義

資本主義社会では、競争に勝たなければならないというプレッシャーが常にあります。これは仕事の場面だけでなく、日常生活のあらゆるところに潜んでいます。

具体例:
仕事の場面で、同僚が成功したり昇進したりすると、自分がその競争に負けたように感じてしまうことはありませんか?他人の成功を心から喜べず、自分も負けじとさらに頑張ろうとしてしまう。このように、競争主義の罠に陥ると、他人との比較がストレスの原因となり、常に緊張感を抱えた生活を送ることになります。

日常生活でも、他人の生活と自分の生活を比較してしまうことがあります。SNSを見て「この人は素敵な家に住んでいる」「旅行にたくさん行っている」と感じると、どうしても自分の生活が見劣りしてしまう。こうした比較が続くと、自分自身の価値を見失いがちになり、さらに競争のプレッシャーを感じてしまいます。

生きづらさの正体とその解決法

では、なぜ私たちはこれほどまでにお金に執着し、不安を感じるのでしょうか?その理由のひとつに、私たちが親から受けた影響、そして社会から受けた影響による「人生脚本」があります。

人生脚本とは何か?

人生脚本とは、幼少期に親から受けた言葉や態度が、私たちの潜在意識に刻まれ、人生の選択や行動パターンを決定づけるものです。たとえば、「結果を出さないと愛されない」「親の期待に応えなければならない」といった信念が、無意識のうちに私たちの行動を縛っていることがあります。

具体例:
「子どもの頃、親から『いい子にしていないと愛されない』と言われ続けた人は、大人になってからも他人の評価を気にしすぎてしまう傾向があります。自分の考えや意見よりも、周囲の期待に応えようと無理をしてしまうため、常にストレスを感じ、自己肯定感が低くなってしまうのです。」

このような人生脚本が、私たちが感じる生きづらさの正体なのです。

人生脚本を変える方法

では、どうすればこの人生脚本を変え、資本主義社会の罠から抜け出すことができるのでしょうか?以下に3つの方法を提案します。

  1. 自由時間を増やす

    • 自分の自由な時間を意識的に増やすことが大切です。自由な時間を増やすことで、家庭菜園を始めたり、DIYで家具を作ったりと、自分で何かを生み出す「自給力」を高めることができます。

  2. 支出を減らす

    • 幸福度を下げずに支出を減らす工夫をしましょう。無駄な出費を見直すことで、お金の不安を減らすことができます。

  3. 自給力を高める

    • 生活に必要なものを自分で作り出す力を養うことが、資本主義の罠から抜け出すための重要なステップです。

まとめ
資本主義社会の罠に陥ると、どれだけお金を稼いでも安心することができません。お金を稼ぐことが人生の目的になってしまうと、不安とストレスが増し、最終的には自分自身を苦しめることになります。しかし、「自給力」を高めることで、そうした不安から解放され、より豊かで安心感のある生活を手に入れることができます。

私たちは、親から受けた影響や社会からのプレッシャーによって、人生脚本に縛られています。しかし、この人生脚本を見直し、修正することで、私たちは新しい生き方を選択することができるのです。自分自身の力で生活を維持し、安心感を得ることで、心から満たされた人生を送ることができるでしょう。

あなた自身の人生を取り戻し、心から安心できる毎日を過ごしましょう。

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ミスターおかっち


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