いしのまきのカケラ

一見
震災前に戻ったかのように見える
猛暑のいしのまきの駅前
しかし
海の方へ進むにつれ
再生と傷痕が混在している
港のそばは瓦礫の山のまま
壊れた建物のまま
更地のままの昔の住み家は
緑の草が伸び放題
そして 門脇小もあの日に燃え尽きたまま

ここから先は

856字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?