戦略家は勝たせることが仕事

チームの結果が出ないとき、経営サイドはつい目標を達成できなかった人を責めてしまいがちだ。

でも、これを二つの要因に分けて考えていく必要があると思う。

①戦略がダメだったのか
②戦術がダメだったのか

①戦略がだめな場合、どんなに戦術を極めてもうまくいかない。だからうまくいかなかったのは、そもそも戦略がダメだったのか、戦術がダメだったのか切り分けないといけない。

あと、戦略はきちんと戦略家が考え抜く。戦略はディティールも戦略家が責任を持つ。戦略のディティールが甘いのを、戦術家の責任にしてはいけない。なぜなら、戦術家は戦術のプロであり、戦略のプロではないから。

自分自身がうまくいかなかったとき、戦略がダメだったのか、戦術がダメだったのかしっかりと内製し、勝たせる仕事に注力しないといけない。そう思った。

戦略がダメなのに、戦術のせいにされるのは、戦術家のやる気が落ちる。これは気を付けないといけないことだと思った。