改善は、長期の「打率」で考えよう!
社内のone on oneで話したことメモ。
基本的に、改善は
・施策数
・打率
で、考える。
まず、もととなる施策数を増やすこと。これが一番大事。
施策は、当たることもあれば、外れることもある。
なので、最初の段階は、とにかく量が大事。
で、施策を打っていると、うまくいくパターンとうまくいかないパターンが出てくる。
・うまくいったパターンを継続し
・うまくいかなかったパターンをストップ
こうすることで、今度は施策の打率が上がる。
要は、うまくいきやすくなるのである。
打率の罠
打率は、最初は一気に低い状態から、だんだん安定してくる。最初は打率が低いのは当たり前。気にすべきなのは、どれだけ早く安定期まで行けるようになるかであり、最初の打率ではない。
初回の打率が低いまま、施策を抑制すると、打率の安定期までの到達が遅くなるので、とにかく打率を上げるために、いったん打率を下げてもいいから施策を増やして学習を早める。
たとえば、自転車に乗れるようになる場合。
最初は転ぶのは当たり前。なので、自転車の乗れるようになる確率は0%。ただ、そこで自転車に乗るのを諦めてしまうと、自転車に乗れるようになるまで相当時間がかかる。
一方で、なるべく早くトライアンドエラーをしていると、自転車にちょっとでも乗れるようになるコツをつかんでくる。そして最終的には、打率は一定(自転車に乗れるようになる)になるのである。
時間軸で見たときに、短期的な打率を気にするのではなく、この安定した打率へどれだけ早く行けるかを意識するべきなのである。これが改善の本質である。
と同時に、自転車に乗れない期間を当たり前に誰でもあるし、それを責めたりすることはないので、とにかくトライアンドエラーをして、早めに「いけそうな気がする~~」って体感を掴もう!
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