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良くも悪くもイーストアジアソフトと戦い続けた2020年【俺EOTY2020】

ゲームライターマガジン1月の恒例企画といえば……。「俺EOTY」こと「俺eastasiasoft・オブ・ザ・イヤー」!
そう、eastasiasoftのゲームで一番面白かったものを決めるテーマ記事ですね!

https://www.eastasiasoft.com/

一応説明しておくとeastasiasoftはPS4、Switch、Xboxで大量にゲームをリリースしているメーカーだ。ストアをチェックしていれば月数本はこの名前を見かける。基本的にローカライズのみを行うメーカーなのだが、一癖も二癖もあるタイトル揃い。

eastasiasoft自身がゲームを作っているわけじゃないのに、何故か「このメーカーが出すゲームどれも怪しい……でもなんか気になる!」と思わせてくる絶妙なうさん臭さと統一感がある。当たり外れも大きいのだがそこも魅力。eastasiasoftが出すゲームは不安だなと思いつつ、題材に惹かれて頻繁に購入してしまうのが俺だ。シューティングを多く出すところも個人的に無視できない。

良作をローカライズしてくれた時は「光のeastasiasoft」、問題作の時は「闇のeastasiasoft」と呼ばれることもある。

「呼ばれることもある」というか俺が勝手に使いだした呼称なんだけどな!そうさ……俺は光と闇の観測者……。

eastasiasoft Nintendo Switchソフト一覧

Switchになるが、ショップでのソフト一覧がこちらだ。この中で俺が遊んだタイトルを振り返りつつ、2020年の一番を決めるぞ!改めて振り返ると、2020年に絞っても俺が痛い目を見たゲームがあまりに多く、「GOTYかと思った?残念!EOTYでした!」という今回のボケを引っ込めようか真剣に考えたね……。

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500円の価格を考慮しても虚無過ぎた『RED DEATH』に、弾幕ゲーなのに背景を猛吹雪にする『Mars: Chaos Menace (マーズ:カオスメナス) 』
特徴らしい特徴が薄い『タスクフォース カンパス』に、ディストピア世界での殺人TVショーという題材の割にこじんまりしてた『フリークアウト: カラミティTVショー』なんかは、どれもコメントし辛いアジアかな。

ウリが「1bitグラフィック」の『ヌル・ドリフター』は値段なりではあるが、敵を体当たりで捌く気持ち良さがあってそこそこ好き。『タコタン:星のタコ』も『パロディウス』辺りの影響を強く感じるシューティングで、平凡だが雰囲気は嫌いじゃない。

前作はロックマンもどきとしてそこそこ遊べたのに、続編になったら変に独自性を出そうとして完成度がガタ落ちしてた『Metaloid: Origin』や、2018年のメガドライブソフトを移植するという経緯は面白かったが、バランスなどに難のあった『ゼノ・クライシス』などは、結構期待して買ったので辛かったな!

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Zero Strain (ゼロ・ストレイン)』はメインビジュアルの女の子に惹かれたらそこそこ会話シーンがあり、光のエフェクトマシマシのビジュアルも綺麗だった。シューティングとしてはイマイチだったがね……!

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女の子でシューティングといえば『Waifu アンカバード』という作品もあった。いかにも海外!という絵柄の女の子が、微妙過ぎる翻訳で喋る脱衣シューティングだが、日本版の修正が甘かったせいでB地区問題が発生し、配信停止に!

そもそも『ディープスペースワイフ』というSteamでヒットした脱衣シューティングの便乗作品なのに、本家に先駆けてSwitch上陸したところも驚きだった。今は修正が厚くなって配信再開しているが、色々な意味で問題作。

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問題作と言えば『BDSM:ビッグ・ドランク・サタニック・マサカー』も凄かった。地獄の悪魔が銃をぶっ放しまくるアクションゲームで、道中で出会う悪魔娘たちも股間の銃でオトしていく。下品とパロディ、メタネタ満載の1本。道中はある程度コンシューマに合わせた表現になっているものの、終盤だと大事な部分を雑に黒塗りして、悪魔である主人公と悪魔娘の濡れ場を普通に映したりと、よくこれSwitchで出せたな!?と驚いたわ。

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一番すごかったのは雑なモザイクがかかった謎のキャラ「ヒトラーじゃない男」ですね……。こんなのアリかよ!?

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ちゃんと例の敬礼も披露してくれるし、股間の銃のロックオン対象。
ヒトラーじゃないなら問題ないな!

翻訳が微妙だったり、このゲームがSteamで販売されてないと意味不明なオチだったりと、トホホな部分もあったがインパクトなら一番だ。

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他にも、中国のテロリストに占拠された月面施設を開放するために、おっ立てた中指型の戦闘メカ(アメリカ軍)を操作して戦う『Freedom Finger』とかあったし……eastasiasoft、日本に持ってくるゲームがちょっとロック過ぎないか?!

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クリスマスに立ちションと格闘でチンピラをなぎ倒すアル中アクション『ドランク・フィスト』を配信したメーカーはやっぱり違うな!

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2020年にどんだけeastasiasoftの微妙なゲームに付き合ってきたんだ……。

と、暗澹たる気持ちになってきたところで堂々の一位は『ファイト&レイジ』!2017年にSteamで発売されたベルトスクロールアクションの家庭用版で、グラフィックもドットもアクションに凄まじい作り込み。このジャンルのお約束的な演出やギミックを抑えつつ、格闘ゲームに近いスピードのアクションで敵をボコボコにしていく!ステージ分岐に加えて、遊ぶほどに解禁される隠し要素もあるのでやり込み要素も満載。

コンシューマ版で日本語が付いたんだが、懸念事項だった翻訳も雰囲気バッチリで問題なしだ。これぞ光のeastasiasoftと太鼓判を押せる1本。

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高密度の2Dグラフィックと鳴り響くヘビーメタルがたまらない『Valfaris』もかなり良さげなんだが……ちょっと前に買ったばかりでまだクリアしてないので、今回は惜しくも選外に。こんだけ遊んでもまだまだ見落としてるゲームがある。eastasiasoft道は奥が深い。

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2021年のeastasiasoftはというと、やりたい放題のノリとアドリブ重視のゲーム構成、やたらカッコいいチップチューンのマッチっぷりが愉快な『Project Starship X』を先日配信。これまでeastasiasoftが輸入したシューティングの中でも上位に来る面白さだった。2月には2010年に発売された伝説の死に覚えアクション『Super Meat Boy』をSwitchに引っ張ってきたし、かなり好調な滑り出しに見えるね。今後も生暖かく見守りながらしっかり向き合っていきたい。光を求めて!

……あ、ちゃんとしたGOTYの記事は別に出します。

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