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【GISTメモ】04.手術

いよいよ手術のための入院。
相変わらず見づらくダラダラと
思い出しながら書き溜めていきます。

■2020年12月 入院

 手術するのに月をまたぐと高額医療の計算も分割されて
 あまり得策ではないと聞いていたので、
 月初めに入院・手術することに。

 しかし、月曜手術としたのが間違いでした。
 私が手術した病院さんは土日は基本休みであるため、
 金曜日に入院。土日が暇過ぎる状態に。

 開き直って土曜日はソフトキャンディ、プリン、チョコ、
 コーヒーと贅沢三昧。
 切り取る前の胃袋にこれでもかって程のダメージを与える。
 病院食がショボくてついつい。

 日曜日は昼過ぎから食事NG。下剤を内服。
 体毛剃りに来たけど、この程度ならということで不要となった。
 ※事前に手術方法について外科医の先生から
  普通に開腹でも腹腔鏡手術でもどっちでも良いと言われ
  なんとなく負担の少なそうな腹腔鏡手術を選択。
  →ミスしやすさとかもわからなかったので
   先生のやりやすい方でと最初は伝えたが、どちらでも良いとのこと。
   ミスもそんなになくて患者に負担が少ないのなら
   先生から腹腔鏡手術を薦めてほしかったが…

   とにかく腹腔鏡手術で臍+その周辺4箇所に1〜2cmの
   穴を開けて、そこからカメラとか器具とか入れての手術。
   胃を切りながらホッチキスのようなもので縫う(くっつける)らしい。 

 ※体毛剃り確認の際に、油っぽいものが染み込んだ綿ボールを
  臍に置かれたけど、バランス悪く転がっていき
  新品のパジャマを汚した…

 あと手元のメモに「頭痛」ってのが残っている。
 偏頭痛持ちなので、きっとこの日も強めの頭痛があったことを思い出した。
 確か、持ち込みのロキソニンは奪い取られたので
 看護師さんに別途依頼して処方していただいたはず。
 ※他院で処方されたものは入院中は利用できないとのことで
  退院時に返却していただきました。

■2020年12月 手術当日〜

手術当日。
 朝、血液検査をして、謎のタイツ(血流用だっけ?)履いて、
 手術着を着て、妻に見送られてベッドごと手術室へ。
 冷たい感じの広い廊下があり、その途中にある部屋。
 結構わらわら人がいた。
 入院時に部屋へ説明に来た担当の麻酔科医が
 一言挨拶して、これからおっぱじめまーすと準備。
 もしかしたら口からも器具とか入れるかもとのことで
 若干太めの筒を咥えて、マスクして、深呼吸したら
 手術が終わっていてベッドが移動中の状態だった。

 妻が近くにいたので無事生還の記念撮影をして、
 毎日やってたソシャゲをやるために端末持ってもらって
 少し遊んですぐに力尽きた。(習慣は怖い。)

 術後の夜が一番しんどかった…
 寝返りがうてず、そもそも横になっているのが辛く、座りたい。
 確か、この日と、翌日の朝に足の付け根?股関節付近?から
 採血される。
 特に朝方は研修なのか新人なのか、
 若い子に見守られながらだったのでしんどいうえに
 辱めにあうという状態に…
 改めてドMではなくソフトMなんだなと感じた。

 それと、寝ながらのレントゲン撮影も行った。

手術翌日。
 昼には少量のスープ、夜にはポタージュを飲む。
 手術の説明時にホッチキスのような止め方と聞いていたので
 体内でこぼれないのかな?と若干不安だったけどなんともない。

 昼前には病室があるフロアを歩いて運動をしており
 (朝、手術後の部屋から自室へも歩いて移動。)、
 尿道カテーテルも抜いていただいた。
 直立した状態で、この時も若い子が担当。
 凄い痛みがくるのではとの恐怖が恥ずかしさを上回ったが
 管を抜く際はそんなに痛みを感じなかった。
 むしろ、抜いてからの数回の排尿時の方が痛みがあった。

 レントゲンもあり、自分で歩いてレントゲン室へ。
 手術翌日とあり、座る体制から横になったり、
 横になった状態から起き上がったりが痛くて大変。
 急激に老化した気分。

手術翌々日。
 この日の食事は5部粥。
 この時点で点滴のみになっていたが、
 昼になってもオナラが出ない。
 下腹部は張っていて痛い。
 主治医が様子を見に来た際に、
 「ホントだ、張ってますね。そのうちガス出ますので大丈夫ですよ。」
 と。なんとも淡白。

 同部屋の人が腸閉塞になって人工肛門となっており、
 新しいタイプのストーマパウチの交換方法がわからないとか、
 この部分は扱いやすいとか看護師さんと会話していて
 自分も腸閉塞の可能性があるのではと不安になる。

 別の同部屋の人が手術から戻ってきて、
 「残ってた足の指3本も切られて
  足の指なくなっちゃったなぁ…」
 と奥さんと話していて
 自分なんて全然恵まれているんだなと持ち直す。

 その奥さんが、上記の発言後に
 「そうだねぇ…あ、朝話していた玄関前の蕾、
  お昼には咲いてましたよ。」と
 凄い話の展開をしてたのが印象的。
 旦那さんも「おぉ、そうか…」と。
 こんな夫婦の形もある。

 記録が残っていないが、確かこの日に副院長が
 患者さんを診て回るイベントあり。
 手術跡を診て、
 「腹腔鏡手術にして正解だったね、
  傷も目立たないし順調!」と。
 ますます、手術前に通常の開腹との選択を迫られた
 意味がわからなくなる。

 深夜には点滴も取れていよいよ自由の身!

手術から3日後
 朝食から全粥。
 朝7時頃にオナラが出たと歓喜。
 9:20頃に便も出て、11:00にはシャワーも浴びた。
 この日まではタオルで身体を拭くのみ。
 →オナラが出ない間、夢の中で芸人千鳥さんが出てきて
  大悟さんに「まだ屁も出んのか!」
  ノブさんに「やめたれ!そうゆうこと言うの!」
  とか、それなりの時間会話できたのを覚えています。
  その節はお世話になりました。

手術から4日後
朝、退院!
 手術翌日から院内を歩きまくり、なんとか目標達成!
 実は翌日には保育園の子の発表会があるので
 どうしてもこの日までに退院したいと予め担当医に伝えており、
 なんとかその通りに退院することができました。

 母に迎えに来てもらいましたが、
 まだ車の乗り降りが痛くて大変。
 帰宅後、録画してあったアメトーークを見たら
 笑いで腹を掻っ捌かれて殺されるかと思いました。
 ※頭はめっさ元気。

 この日時点でも睡眠中に寝返りすると痛みで起きるレベル。
 病院は乾燥していたため咳も多めで身体に響く。


無事、退院翌日に園の発表会に参加できました!
通常は床に座っての観覧でしたが、
妊婦さん用に用意されていたパイプ椅子に座って観覧。
助かりました。

月末、退院後初めての問診。
身体や傷の状態をお見せして、
今後の定期的な検査の話になると思いきや。。。

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