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タオ心理学ーこれからどう生きるのか?ー

タオとは中国語で「道」と言う意味だそうです。

今、「どう生きたらよいかわからない」と悩んでいるならタオ心理学は良いきっかけになるかもしれません。

ユングは共時性(シンクロニシティ)などを取り入れることで、フロイトから破門されてしまいます。

それでも、「これが自分の道だ」と確信して続けたことで、後世にも伝わるほどの名を残したのだと思います。

これこそがユングの道(タオ)です。

では、人生の旅の途中で道に迷った時、どの道を選べば良いでしょうか?

作家のカルロス・カスタネダは、師匠のヤキ・インディアンの呪術師ドン・ファンから、このような質問を受けました。

「この道は、こころを持っているか?」

と言うことです。

つまり、人生の選択は合理的思考によって導かれるものではなく、直感(動物のカンのような)を使うことだと言うことです。

つまり、「本気で自分が決めたことなのか?」と言うことではないでしょうか。

「あの人にこう言われたから」と言う道は、こころを持ってないと言うことです。

これは、恋愛も仕事も同じです。

また、この道を選ぶ時に、

恐れや野心(欲望)から道を選ばないこと

とも述べています。

これは、私たちがよくやってしまう過ちだと感じました。

恐れを持って道を決めようとすると、安全のための選択しかしなくなります。

つまり、「過ちを犯す」という危険を避けることで、他者から批判を受けないことだけが、人生の目的になってしまいます。

また、野心(欲望)から道を選ぶと、常に他人との関係に興味を持ってしまうことになります。

例えば、仕事もろくにしないで、常に派閥争いをするような人がいます。

このような人は、野心に取り憑かれて 人に勝つとか負けることばかりを考え、周りの人を伺ってばかりいるので、仕事が手につかないのです。

つまり、恐れや野心(欲望)を持っているときは、こころは役に立っていないのです。

その結果、自らの人生を呪うような道に、自然と導かれるようになります。


タオ心理学を読んで、一言でまとめると……

本気出せ!

ってことだと思いました。

これは、ただ努力を続ければ良いものではなく、その前にしっかりと「こころがあるかどうか」の選択をして、決めたならば「こころを込めて」取り組むと言うことです。

もし、恐れとか野心が選択の原点になっていたなら、今は苦しいはずです。

その場合は、原点に戻ってゼロから始めると良いかもしれないです。

また、どんな小さなことにも「こころを込めて」取り組むことが大事だと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

さらに詳しく読まれたいかたは、ブログに書いているのでそちらもご覧ください。


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