だいじょうぶちゃんのもくもくローカルフードコラムVol.1

ダイジョウブちゃん 文字小さい%-01

食を通して旅しましょう。


コロナウィルスの影響でなかなか海外に行けない人、紹介する国へ行ったことがない人も、日本でもあまり馴染みがないものをコラムにして皆さんにお届けします。このコラムで行った気分になってくれると嬉しいです。

自然で体にいいとされるローカルフードは世界中にさまざまあります。

だいじょうぶちゃんの姉妹はさまざまなところに住んでいます。その現地の雰囲気を味わっていただけるようなローカルフードコラムになります。

今日はインドネシアのだいじょうぶちゃんからのコラムです。
読み終わった後に、お腹がすいてくれるとうれしいです。

(VOL.1 インドネシアのティウル)

Halo! (インドネシアではこんにちは、Haloって書きます。)

インドネシアに住んでいるだいじょうぶちゃんです。

日本のだいじょうぶちゃんと話して、だいじょうぶを発信していこうと思います。まだまだ日本の皆さんが知らないローカルフードからインドネシア興味を持ってくれるとヤッターってガッツポーズしちゃいます。

今回はインドネシアの伝統的な食べ物の「ティウル」を紹介したいと思います。

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インドネシアは様々な種類の伝統的な食べ物があります。その一つに「ティウル」があります。
ティウルは、インドネシアのジョグジャカルタの中でもグヌンキドゥルに古くから伝わる伝統的なもので、キャッサバを加工した食べ物になります。。

キャッサバ、日本ではおなじみのタピオカドリンクのタピオカの主原料です。インドネシアでは米の代わりの主食として様々な料理と一緒に食べたりします。キャッサバはお米よりもカロリーが低く、今話題の「低GI食品」として一目置かれています。

低GI食品とは?

要約すると、米などの主食は炭水化物ですが、炭水化物は食べた後に体内でブドウ糖となりエネルギーとして体内に運ばれます。そのときにブドウ糖を体内に効率的に運ぶ助けをしてくれるのがインスリンになります。食事で炭水化物や糖類を摂ると、血中の糖度、すなわち血糖値が上がります。その段階で、すい臓からインスリンが分泌され、糖を各方面に運ぶと血糖値はゆるやかに下がっていきます。

インスリンの分泌量は、血糖値の上がり具合によって変化します。ドカッと食べたりして血糖値が急激にグンと上がったら、その分、インスリンも多く分泌されることになります。この、糖がたくさんあって“インスリン”が大勢いる状況に体が反応します。そうすると、

「体内の糖を脂肪に変えて貯蔵しよう。」という行動に変わります。

低GI食品の場合、ゆっくりブドウ糖が体内に入りますので、急上昇せずにエネルギーになります。

詳しくはここを見てみてください。

ティウルの元材料と作り方

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ティウルは、天日で十分に干しのキャッサバから作られます。インドネシアでは、この乾燥したキャッサバは通常ガプレクと呼ばれています。ガプレクにすることで長期保存もできるすぐれものです。
そのガプレクをパウダー状にします。これがガプレクバパウダーになります。
これに少量の水を加え、水をなじませます。次第にガプレクが固まって、お米のサイズになったものを一口大のサイズにこねます。その後茶色になるまで蒸すことでティウルになります。このティウルをさらに表面を揚げることで、表面がカラッとして、中はもっちりします。

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ティウルはご飯よりも、やや歯ごたえがあり、噛み切りやすい食感を持っています。ティウル独特の香りを持ち、本来の味は噛んでいると徐々に甘みを感じます。
一般的に2通りの食べ方があります。
主食として用いられるときは、おかずや野菜と一緒に食べます。
小腹が空いたときには、同じく低GI食品のパームシュガーとすりおろしたココナッツと一緒に食すと素朴な自然な甘みとトロピカルな香りが口に広がります。

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いかがでしたか?
食を通して「だいじょうぶ」なインドネシアの食を感じてもらえましたか?

料理法はともかく、インドネシアでは同じように健康を意識した食品は数多くあります。少しづつですが、この食コラムでインドネシアの風を感じてもらえることと思います。

今後もインドネシアのだいじょうぶちゃんをよろしくお願いします。

Have a goog day!

だいじょうぶ社はすべてのひとに「だいじょうぶ」を届けられるようなものつくりを目指しています。