無料シルクマスク配布イベントを行ったことの反省点。(会社側の視点で書いています。)
だいじょうぶ社です。
4月末に行ったシルクマスクを配布するイベント。実際におこなった感想と改善点です。配布側(会社側)の視点で書きました。
なぜかというと、だいじょうぶ社の今のいる状況を書いてあります。それに当てはまる会社があったら参考になると思います。私たちは反省し、教訓になりました。
SNSなど情報発信が苦手だがいいものをつくっている会社がある一方で、情報発信は上手だが、商品品質が?と思う商品もあります。この情報過多時代だからこそ、お客様に本物を伝えることがものつくり会社のしなければならないことだと思いましたため素直に書きました。
(条件)
・会社が小さい
・SNSが上手に使えていない。
・お客様が明確。
エントリーの日程をシンプルに記入する。
だいじょうぶ社では配布日程を4月22日~26日に決定しました。そこからキャンペーンの宣伝日程を考えて計画を立てました。
4月15日に初回の投稿
4月18日に2回目
4月22日に3回目 すべてInstagramです。
(この投稿は途中で修正しています。)
元々は初投稿から3日後の18日に応募詳細を伝えるような内容でした。
初投稿時のいいねは590でした。しかし3日後の詳細を記入した時点では18日の投稿では62でした。
多くの人に広げてほしいつもりでしたが、結果的には無料マスクの配布=だいじょうぶ社の印象を薄れさせてしまった。
もし15日の初投稿時に、購入方法を明記して、配布日程日の連絡がちゃんとできていれば18日の投稿はいらなかったのでは、そして22日の投稿をもっと多くの方に見てもらえた思いました。
お客さまの操作ストレスをなくすこと。
マスクの配布に当たり、見てくれた方がどうやった応募するか?製品は無料で送るが、送料はお客さまがご負担お願いしたい考えていました。そこで2つの方法がありました。
1・ダイレクトメールをインスタアカウントもしくはホームページの問い合わせから連絡をいただく。
2・オフィシャルECストアで購入してもらう。
私たちは2の方法をとりました。理由は2つあります。
1.情報の管理と安全性
自社で顧客情報を保管するのは、今の時代とてもセンシティブな問題になります。漏洩などはないですが、それでも万が一を考えると不安です。ですので販売サイトの運営側に任せることにしました。
2.送料の問題を解決
送料をどうするかの問題もありました。着払いはお客さまにも、私たちも何か気が引けます。そこで商品代として送料分を支払ってもらい、送料は無料にすることで解決できることを発見しました!
ここまでの発見はよかったのですが、ここからが間違えてしまった点です。
フォロアー1万人以下の場合、ショッピングサイトのリンクを投稿に貼ることができません。なので唯一のところがプロフィール欄にURLを貼ることができます。(写真の黄色のところです。)
だいじょうぶ社ではホームページとオフィシャルECストアを分けています。投稿時このURLをホームページのままでした。なので希望者の方よりどこで購入するのでしょうか?との質問がありました。
私たちは応募方法などは投稿したと思っていましたが、お客様がわかりやすいことを一番にできていませんでした。
(なので今はオフィシャルECストアのURLを載せています。)
抽選が向いている時と向いていない時
シルクマスクについては、肌が弱い子供という明確なターゲットがいました。マスクのつけている人からの困った声からでした。
販売方法について考えました。なぜかは数に限りがあったからです。だいじょうぶ社はとても小さい会社でおおきな余裕がありません。またコロナウィルスで仕事も減っていました。
120枚を最初作ることができました。その120枚を1人1枚ではなく困っている人が使うのであれば2枚あれば片方洗っていても、使えるという考えから60名様分を用意しました。
ここでも間違った選択を2つもとってしまいました。
1.抽選販売の形をとったのです。抽選の場合お客様にエントリーしていただき、答えが出るまでに時間がかかります。お客様としては、今エントリーしなくても別な日程でエントリーしようと思い、忘れてしまうことがあります。実際、問い合わせでありました。
2.困っているお客様を想定している商品だとしたら、そのお客様はすぐに商品が欲しいはず。普通だったら先着方法をとる方がよかったと後から思いました。
この2つの点からしても、抽選でなく先着販売方法をとればよかったと反省しました。
今回の事を糧に私たちは反省し、同じような境遇の人には体験してほしくないと考え投稿しました。
今コロナウィルスの非常事態宣言が1か月程度の伸びたため、これからも困る人は少なからずいるはずです。私たちは少しでも社会のためになれるように、この活動をもう一度したいと考えています。
だいじょうぶ社はすべてのひとに「だいじょうぶ」を届けられるようなものつくりを目指しています。