初めて殺めた人

完全なる個人的な思い込みだけど、
意味って何だろうか？
そんな事を日々考えて見てる。
意味の見出し方がそれこそ多様になったようだ。
一番簡単というか原始的な事では、子どもを守るとか。それがスタンダードな気がする。分子が増えて分母も増える。繋いでいく事が大事。
そんな生活だったのかなぁ、太古の時代。

ある日、気が付くんだろうな。
狩りをしたり、食物を作る中で素手ってしんどくないって。誰かがモノを作り出す。そこから始まったんだろうなぁ。偶然だと思う。狙ったわけでは無かっただろう。でもそれが今に続いて、それは人ならではの事になってる。

精神は、深くなってる。脳の使い方も多分違うし、
そんな初めての人って一体誰だったんだろう。無かったとしたら、それでも他の理由も様々あるからなぁ。どこかが壊れてこないと凄い精神力だと思う。明日が見えなくなるぐらい。それ以上の想いなんだからとてつもない。

凄まじい罪悪感や、恐怖、不安があると思うけどそれ以上の快楽や開放感があるのだろうか。初めの人は一体何を思ったのだろう。良かれと、便利なものだとしても、そしてこの手も。

勝手に動き出した心臓と同じ事なのかな。
そんな事を思った通勤の朝。