見出し画像

自己紹介の様なもの 3

他にも書きたい事は有るのですが、ある程度書き切るまでは収まりが悪いので、
引き続き、自叙伝の真似事の様なものを続けさせて頂きます。
かと言って、勿論おざなりな文章を垂れ流すつもりはありませんが…(苦笑)
ここから少しずつ書くのがつらくなってくるので、しばらくお時間を頂きました。
駄文ですが、お付き合い頂ける方、よろしくお願い致します。

〜中学生時代〜
ひょうきん者というキャラクターを演じている事には、当時の自分は気づかなかったのかもしれません。或いは、都合良く利用しながら、目を背け続けていたのか。
きっと後者でしょう。子供から少しずつ成長して行くにつれて、自分の中で確実に心のズレが生じてきました。この頃は更に、父の多額の借金、突然の脱サラ、死に場所を探しての失踪、生きては帰ったものの、空回りし続ける父、引越し、疲れていく暗い家族。
そうして浮き彫りにされていく、本当は暗い自分、悲しいものを見続けてきた自分、
きちんと愛情を実感出来ない自分…。そんな本当の自分に、蓋をし続けてきた、
道化としての紛い者の自分。
スポーツも楽しんで、仲間達と楽しく笑っている、クラスの大ちゃん。
そんな虚像が、吐き気を催す程気持ち悪くなりました。
誰かに触れられるのも、極端に不快になりました。
今思えば、小学校高学年位から、学校もお腹が痛い、頭が痛い、気分が悪いと言って休みがちにはなっていました。嘘では無かったのですが、中学半ばから、それは尚更。
母親も、朝から毎日パート詰め。そんな俺に掛けられる時間も当然無く、
はぁ…と溜息をつきながら、学校に電話をする母の声を聞きながら、
もっともっと暗い気持ちになったのを覚えています。
自分はやはりおかしいんだ。生まれてこない方が良かったんだ。人間の出来損ないなんだ…。
1人布団に潜り込んでは、ひとしきり浅い惰眠を貪り、昼には重い頭と体を引き摺って、
食べたくもない即席ラーメンを、無理矢理お腹に押し込む。
そんな日々が増えていきました。後半には、もうピエロの大ちゃんは居らず、力無い愛想笑いを返すだけが精一杯の、拗ねたような物の見方しか出来ない、伽藍堂の子供。
そんな自分が、醜く、許せない存在としか感じられず、心は固く閉ざされ、そして更に歪に形を行きました。
そんな中でも、長男である兄は、母の実家である秋冨家の援助を受け、進学校から、大学進学予定。出来損ないの無能な俺でも、泣いてきた母親と、弟は守っていかなければならない。
大学に進むという将来は諦めて、食べていくなら、これからはパソコンだと、
工業高校の情報電子科に進学しました。続きます。

今回は、感情が定まらず、本当の散文になってしまいました(汗)
軽い振り返りなので、この程度のサラッとした感じで締めさせて頂きます。
おそらく、回を追うごとに、更に散文化していくと思いますが、
精一杯落ち着いて書きますので、よろしくお願い致します。では

この記事が参加している募集

#自己紹介

228,904件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?