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立教大学0-0慶應義塾大学

シルバーウィークは雨の影響で特に学生野球は試合が中止になり、結果的に平日に試合が行われていたこともあり、また私の新型コロナ感染によって現地に行くことができませんでしたが、ようやく大学野球の観戦に行くことができました。

来月にはドラフト会議が行われるので、注目選手は生で見に行こうと思っていましたので、念願の観戦になりました。

6大学野球は今週は注目のカードでしたので、早速試合の感想を書いていきたいと思います。

立教大学
先発の池田投手(智辨和歌山)は9回を投げ抜き、無失点で抑えました。
最速148kのフォーシームを中心に組み立てる速球派投手です。
春は怪我の影響もあり、ほとんど登板機会がなかったですが、秋季リーグでは、今までよりも良い投球になったのではないでしょうか。
現在3年生ということで、スタミナ十分で9回まで球威が落ちていないことからも、この成績を続けていけば、来年のドラフトで指名されても、プでもローテーションを守ることができる投手になっていくのではないかと思いました。
後は最速150kを目指して頑張ってほしいと思います。

打線は慶應の投手から得点を取ることができませんでした。
ドラフトの注目選手は山田選手(大阪桐蔭)は四球はありましたが、ノーヒットの結果でした。
最大の得点のチャンスであった、8回の表の2アウト2塁3塁のチャンスで打てなかったのが非常にもったいなかったです。
1年生から見ていましたが、なかなか1年生の時のパフォーマンスが維持できなかったこともあり、私のドラフト予想では最初の1位の入札は難しいのではないかというのが感想です。
横浜の牧選手がドラフト2位ということもあったので、そこが比較の対象になるのではないかと思っています。

慶應義塾大学
先発の増居投手(彦根東)は8回途中まで投げて無失点という内容でした。
最速は145kと左腕としては普通ですが、変化球で空振りを取っており、非常に引き出しが多い投手の印象でした。
ドラフトの上位というのは難しいかもしれませんが、下位もしくは育成の可能性があるかなという印象です。
もしかすれば、順位縛りで社会人もあるかなと予想しています。

ピンチの場面で登板した2番手の橋本投手(長田)は見事な火消しでした。
立教大の3番宮崎選手(大阪桐蔭)、4番の山田選手を抑えたのは素晴らしいです。
中継ぎで150kをマークしているので、私であれば、ドラフト2位の可能性がある投手です。
プロでも中継ぎで1年目からでも十分に投げられるのではないでしょうか。
非常に楽しみな投手です。

打線は池田投手に対してなかなかチャンスすら出ない状況でした。
唯一のチャンスであった場面は廣瀬選手(慶應)が力負けのライトフライと9回の1アウト2塁で代打の北村選手(東筑)、宮尾選手(慶應)が凡退した場面くらいでした。

気になった部分では、今までの慶應ですと、下級生がスタメンに名前を連ねていることがありましたが、今日は廣瀬選手、捕手の宮崎選手(國學院久我山)が3年生で、他は全員4年生ということもあり、少し人材難になっている印象でした。
ここ数年は1年生、2年生がスタメンに名前を連ねていたので、その結果、その選手達がドラフトでも上位で指名されることがありましたが、来年からはどうなるかは注目したいと思います。

今夜はプロ野球の試合があるということで9回打切りでしたが、見応えがあった投手戦でした。
注目していた選手達を現地で見ることができたことも、これからのドラフト予想においては非常に参考になりました。

この後は2試合目、そしてヤクルト対横浜の試合と1日中の野球観戦漬けという最高の1日です!

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