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4/14國學院久我山12-5城西大城西

さて、今日は最高気温が25℃という4月の中旬とは思えないくらいの暑さの中ですが、駒沢球場にやってきました。
なんとそこに私の尊敬する野球ライターの西尾さんが来ていましたというより私の少し前の席に座っていました。
昨日は愛知の大学野球のリーグに行っていたのに今日は東京に戻って高校野球という行動範囲の広さに驚かされています。

今日は2試合ありますので熱中症には気をつけながら試合を見ていきたいと思います。
では、早速第1試合の感想を書いていきます。

國學院久我山
先発の内田投手は6回を投げ3失点の内容でした。
背番号11の左腕投手です。
スライダー、カーブ、チェンジアップと全ての球種でストライクを投げており、非常にテンポが良かったです。
またランナーを出してもストライク先行をしていたので、相手打者は早打ちになってゲッツーを取ったりしていました。ゲッツーは2個ありました。
その後は味方の大量援護もありましたので、次の試合ではどのような投球になるのか、夏の大会の接戦の場面で投げた時にどうするのかが大事になってくるのは今日見た限りではしっかりゲームは作ることができる投手の印象でした。
2番手は背番号1の柳本選手がレフトからマウンドに上がりました。
調整登板という形だと思いますが、1回2失点の内容でした。
本来は三者凡退で抑えてほしかったですが、点差も離れていたので仕方ないと思います。
カーブがすっぽ抜けていたり終始ふわふわしていた印象です。

打線は終わってみれば12得点をあげ、7回コールドでした。
初回から1番の山下選手、3番の矢野選手が四球で出塁し4番の原選手のファーストゴロの送球エラーという形で先制をしました。
2回は2アウトから1番の山下選手がライト前へのヒットがチーム初ヒットになりました。
3回は先頭の3番の矢野選手が死球で出塁し4番の原選手が初球にライト前ヒット、5番の柳本選手も初球を捉えレフトへのタイムリーヒットで追加点を取りました。
また、2アウトから8番の鈴木凛選手がライト前にタイムリーで3点目を取りました。
2点取られた次の回にはビックイニングの8得点取りました。
4番の原選手の2点タイムリー2ベース、その後も満塁として7番内田投手の時に押し出し、8番の鈴木凛選手の走者一掃の3点タイムリー2ベースで試合を決定づけました。
その後はコールドゲームの点差まで離れたので、打者は強振するので、感想としてはここまでです。
ですが、序盤から下位打線も含めてしっかりスイングできていたのが印象的でした。

城西大城西
先発の小池投手は3回3失点の内容でした。
背番号11の左投手です。制球がアバウトですが、時折見せるチェンジアップがストレートの腕の振りが良かった印象です。
初回は制球が定まらず、2四球、味方のエラーもあり、1失点をしていまいました。
2回も2アウト3塁、1塁の場面でもファーストフライに打ち取り無失点に抑えました。
しかし、1人の打者に対して粘られていたので、今日の内容だとストライクを入れにくるカウントが悉く打たれてしまいました。
そして、死球を当てたことにより、内角に投げるボールが無意識に当ててはいけないと思い、外にシュート回転をして捉えられる、これは今後の課題だと思います。
2番手の背番号10の小川投手は1アウトしか取れずに3失点して、満塁にして降板しました。サイドスローとアンダーの中間のリリースポイントから投げる投手です。
制球力がままならず、騙し騙しで久我山打線を抑えるのは難しかったです。
3番手の背番号1の谷原投手はこれ以上失点はできない場面での登板となりました。
しかし、その力投はできずコールドになる点差までつけられてしまいました。
それでも7回まで投げ抜いて7点差のコールド負けにはなりましたが、投げ抜いたのは素晴らしいです。

打線は3点差を追う3回に先頭の代打菅野選手が四球で出塁し9番の松本選手がヒット、続く1番の中村選手が送りバントを決め、2番の両角選手のレフト線のタイムリーヒットで2点返しました。
守備の面では先制を許すファーストの送球エラーがあったり、ライトの中村選手が太陽の光でボールを2度見失ったりして、チーム全体に点差が離れて気持ちが切れていた印象です。
それでも10点差コールドになると私は見ていて思いましたが、その後も3点返したりして、後1点取れば8回の攻撃もあるという状態まで持っていきました。
グラウンドに立つ選手は頑張っていました。

私は高校野球というのは部活動の範囲であり、勝利はもちろんですが、人間教育の場であるので、観客が高校生のプレーに野次を飛ばしたり文句を言うのは違うという立場です。
周りでそういう声が聞こえるのは非常に残念でした。

まぁそういう人間もいますので、気にせず2試合目も観戦していきたいと思います。

以上


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