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東日本国際大学1-3亜細亜大学

神宮球場の椅子に何時間も座っているとお尻が痛くなるので、座布団でも購入しようかどうか本気で検討しようと思っています。
土曜日は準決勝2試合ありましたので、2試合目の試合の感想を書いていきたいと思います。

東日本国際大学
先発は水町投手(東海大浦安)3回途中2失点という内容でした。
四死球が絡んでおり、コントロールに苦しんでいました。
インステップ気味に左足を踏み出していたので、藤浪投手に一瞬フォームが似ているなと感じました。
2番手は永井投手(明秀日立)はピンチの場面で登板し、犠牲フライの1失点のみで凌ぎました。
まだ1年生でいきなり全国の舞台の経験ができるのは大きいですし、正直このピンチで打たれたら亜細亜大ペースで試合が進むのを食い止めたのは非常に良い働きでした。
3番手の竹田投手は(4 山形城北)序盤の安定しない試合を、良いリズムにして、味方の反撃を待つ良いピッチング内容でした。
4番手の阿字投手(滋賀学園)
いきなり出てきてダブルスチールされたのは喝と言いたいところですが、まだ1年生ですし、あの場面で走ってくるのは想定外です。
それでもその後は犠牲フライ後は無失点で抑えていましたし、この経験がこれからのピッチングに活かされることを期待しています。

打線は上崎選手(青森山田)が4試合連続のホームランを打ちました。
この大会を通じて1番評価を上げた選手なのではないでしょうか。
外野手のドラフト1位候補は早稲田大学の蛭間選手(浦和学院)です。今まで蛭間選手を現地で見続けた私の目線から見れば、同じくらいの評価となっています。
秋の活躍次第ではドラフト1位あり得ます!
注目しておきたい選手です。
他の打者もしっかりと振り切っており、亜細亜大の投手にプレッシャーを与えていた印象です。

亜細亜大学
先発の松本投手(樟南)3回1失点という内容でした。
左腕から繰り出されるストレートは急速以上に相手打者は感じていたとは思いましたが、上崎選手にホームランを打たれたりした後くらいからコントロールを乱したた印象でした。
遠藤投手(京都翔英)
何度も東日本国際大に傾きかけた流れを渡さない素晴らしい投球内容でした。
本田投手(東海大菅生)
1年生には見えないナイスピッチングでした。
東海大菅生の時から有名らしいのですが、私は高校野球を見ないので、情報がありませんでした。
左腕最速142kのストレートを見ていると、今永投手の様なノビのあるストレートに似ている気がします。
今から注目しておきます!

打線は次の1点をもぎ取る姿勢が素晴らしいです。
7回1アウト1塁、2塁から交代した阿字投手の初球をいきなりダブルスチールを仕掛けて、その後に犠牲フライで1点を取りに行くまさにスモールベールボール野球です。
結果的にこの1点が大きく、そのまま逃げ切りました。
私が個人的に注目していた田中幹選手(東海大菅生)はバッティングこそは光るものを見せていませんでしたが、守備の上手さにはびっくりしました。
肩、守備範囲の広さも十分ありましたので、後は出塁して足でかき乱すことができれば、プロでも通用すると思います。

両チームとも継投という内容でしたが、出てくる投手はしっかり初球からストライクを先行しており、リズムも良かったです。
大学野球は2番手3番手になっていくと、投手力がガクッと落ちる大学もありますので、この2チームが全国の舞台で準決勝まで進んでいる理由が分かりました。
そして、動きも俊敏で例えボテボテのゴロでも全速力で1塁に走っていく姿が印象的でした。
亜細亜大は結果的に1塁手がボールを落としていたことでランナーが残り、犠牲フライの1点に繋げたということがありましたので、最後まで諦めない姿勢は大切です。

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