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3/24鷺宮製作所3-4×明治安田生命

さて、曇り模様が続いている第二試合ですが、雨予報もちらつきながら、最後まで試合は続けてほしいという思いもありながらスタンドで引き続き観戦をしていました。

では、本日最後の第二試合の感想を書いていきます。

鷺宮製作所
先発の渡邊投手(履正社高)は2回2/3を投げ3失点で降板となりました。
初回は140km前後のストレート、スライダー、カーブで良い立ち上がりをしていました。
前回登板を調べると4失点?と疑問でしたが、その内容は2回からの投球を見れば分かりました。
四球が4つとストライク、ボールがはっきりして、いい時、悪い時というのがあるため、苦しくなると、ストライクゾーンに入る甘めのボールを仕留められ痛打される悪循環に陥っていました。
投げているボールは一級品だと思うので、あとは操ることができるのか、ここが今後の鍵です。
2番手の山越投手(拓殖大)は2回1/3を投げ無失点の内容でした。
ピンチの場面での登板でしたが、いきなり死球を与えてしまいますが、その後の打者を打ち取りました。
独特なサイドスローの投手ですが、相手打者は対応に苦しんでいたと思います。
3番手の扇谷投手(法政大)は2回無失点の内容でした。
今日は扇谷投手がしっかり無失点に抑えることができたのが大きかったです。
一時同点にまで持っていったので、非常にリズムが良かったのだと思います。
4番手の渡部投手(明治大)は2回を投げ9回にはサヨナラ犠牲フライで敗戦投手になりました。
回跨ぎというのは改めて難しいと思いました。
急にボールが浮き始めて、四球2つで満塁にして最後は犠牲フライとなりました。

打線は6回までヒット3本と相手の先発投手の竹田投手からチャンスを作ることができませんでした。
それでも7回に先頭の4番の野村選手(拓殖大)がヒット、5番の橋本選手(城西大)が2ベースとチャンスを作りました。
また、8回には5番の橋本選手(城西大)が同点タイムリーヒットを打つなど終盤にかけて集中打が出ました。
しかし、後1本というのが出ずに、結果的には1点差で敗戦となってしまいました。

明治安田生命
先発の竹田投手(早稲田大)は7回にノーアウト2塁3塁の場面で降板することになりました。結果的には自責点2でした。
140km前後のストレートながらもコントロールよく、相手打者に的を絞らせない投球が光りました。
早稲田大学の時に聞いたことがない選手なので調べると、故障で登板ゼロということが分かりました。
そんな苦労人が社会人でも投げているというのはすごく応援のしがいがあります。
2番手の中尾投手(東海大)は竹田投手のピンチをなんとか2点に抑えました。
3番手の高杉投手(東海大)は1回1失点の内容でした。
1度東海大学時代に明治神宮大会の先発のマウンドを見た以来のピッチングを見ましたが、その時も良いボールは投げていましたが、今回も失点をしていました。
140kmを超えるストレートがあるのに結構打者に捉えられているのが不思議です。
3番手の石毛投手(明治大)は1回無失点の内容でした。
マウンドのピッチングから制球が安定せずに苦戦するとは思いました。
実際に制球は安定せずにピンチは作りましたが、最後の見逃し三振を奪った場面は見ていて、良いボールであったと思います。

打線は3回に1番の橘内選手(早稲田大)の2ベースヒット、四球をきっかけにランナーを溜め、5番の伊藤選手(立教大)のタイムリー2ベースで先制をして、そこから6番の齋藤選手(慶應義塾大)が相手のエラーがありながらタイムリーヒットと一挙3点を取りました。
しかし、3回以降はピタッと止まり、5回からはヒットが1本も出ませんでした。
それでも9回に四球、ヒットが出て満塁となり、最後は福岡選手(早稲田大)がレフトへの犠牲フライを打ちサヨナラ勝利となりました。
流れが完全に鷺宮側になっていた終盤でもしっかりと相手投手の状況を把握しながら1点取れる野球が出来ていたと思います。

今日は2試合を通じて天候が曇りで気温が低かったこともあり打球がなかなか飛ばなかった印象です。
また、今年から社会人野球に加わった高卒、大卒のルーキーも見ることができたので、特に大卒の選手は実際に現地で見ていたのもあるので、引き続き応援をしていきたいと思います。
ようやく野球のシーズンが始まり、ある程度日程も発表されました。
4月からは土日は基本的には野球観戦をする環境に身を置く2024年シーズンになると思います。

以上

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