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ENEOS7-1JR西日本

私の個人的に注目している度会選手(横浜)が出場しているということもあり、仕事を早く切り上げ、東京ドームに向かいました。
ENEOSは観戦に行きたいと思っていたのがここまで勝ち上がり、そして結果的に優勝するとは思っていなかったです。

早速試合の感想を書いていきます。
ENEOS
先発の柏原投手(同志社大)は6回を投げ無失点と素晴らしい投球でした。
2番手の長島投手(中京学院大)はホームランを打たれて1失点を喫しましたが、3番手の阿部投手(酒田南高)、4番手の加藤投手(筑波大)は無失点に抑える投球でした。

打線は何と言っても度会選手です。
2本ホームラン5打点と今年ドラフトであれば、間違いなく1位の逸材です。
今回の大活躍により、橋戸賞、打撃賞、若獅子賞を獲得しました。
後はポジションがライトなので、センターやセカンドやショートを守ることができれば間違いなくドラフト1位で競合もあり得ます。
ライトですと、外国人とのポジション争いになるので、守るポジションに関しては少し不安要素ですが、来年まであるので、ウォッチしていきたいと思います。

そして、ENEOSは6大学出身の選手が多かったので懐かしむ気持ちで観戦していました。
1番の瀧澤選手(早稲田大)、2番の川口選手(法政大)、6番の丸山選手(早稲田大)、9番の瀬戸西選手(慶応義塾大)は何度も見ていたので、その選手が社会人に進んで野球を続けているということが嬉しい限りでした。
選手の歴史を感じながらの現地観戦でした。

JR西日本
先発の石黒投手(星城高等学校)は5回ノーアウト2塁、1塁のピンチを招き降板し、後続の投手も打ち込まれ6失点という結果になりました。

個人的に印象だったのが、9回に登板した加賀美投手(法政大)です。
元々加賀美投手は2011年〜2015年まで横浜でプレーをしていました。
戦力外を通達された後はJR西日本でプレーを続けることになりました。
どうして、加賀美投手を取り上げたのかというと、JR西日本のチーム券で観戦していたのですが、たまたま座席に座っていた列に加賀美投手のご家族が応援に来ていたのです。
加賀美投手が出てきたら、写真を撮ったり、子供が応援をしていたのでおそらくご家族の方ではないのかと思います。違っていたらすみません。

加賀美投手は年齢は33歳ということで社会人野球においてはかなりのベテランの部類になります。
それでも一度はプロという舞台で活躍をしながら、その後は社会人野球を続け家族を支えながらプレーをしている姿勢に感動しました。

現地では投手が炎上したりしたりすると野次を飛ばしたりしている人を見かけたことがありますが、家族が横に座っていたりするということを想像できていたりするのでしょうか?
野球選手が家族を守るために一生懸命に働き、プレーをしているということが見えていないのでしょう。

私は常々、その一瞬の出来事によっての感情ではなく、その先を見据えながらの観戦スタイルを提唱しています。
隣に家族が座っていて応援をしている姿を見ると、感情がぐっときましたし、そして無失点でマウンドを降りる姿は子供たちに撮ってはかっこいい父だったのではないでしょうか。

打線はヒットは10本と打ち込んではいるのですが、あと1本が出ませんでした。
ENEOSのヒット数は11本で7得点ですので、打ち合いになってもおかしくはない試合展開でした。

余談ですが、ビールの売り子がデビューの日に購入するという初めての経験をしました。
いつもはハイボールらしいのですが、ビールの継ぎ方がぎこちなかったので、聞いてみたら、今日が初めてということでした。
お酒を飲みながらの観戦は非常に良いものです。

以上


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