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佛教大学0-5上武大学

今週はずっと雨模様の予報ということもあり、週末の大学野球選手権の試合の状況が心配でしたが、無事に試合ができたことにホッとしています。

毎年秋に開催される明治神宮大会は現地で観戦していますが、全日本大学野球選手権大会はそれほど現地に足を運んだ記憶がありませんでした。
しかし、今年はドラフト候補の選手も多く試合に出場していますので、視察も兼ねて観戦をしようと思い、神宮球場に来ました。
隣ではラグビーの試合をしており、外苑前は多くの人で賑わっていました。
私はいつものように神宮球場の2階席で観戦をしています。

では早速試合の感想を書いていきます。

佛教大学
先発は山本投手(智弁学園)7回途中1失点で降板
最速142k前後のストレートと多彩な変化球で相手打者に的を絞らせない投球が印象的でした。
初球のストライク先行をしながら、ストライクからボールになる変化球で相手打者を翻弄しており、明治大学を破ったということが頷けるピッチング内容でした。
5回の裏の1アウト2、3塁のピンチでも冷静になっており、上武大の1番藤原選手(秋田南)をファールで粘られながらも三振、2番の石澤選手(樟南)をフライアウトでピンチを切り抜けました。
7回の裏の1発を浴びて失点をしましたが、非常にテンポもよく、守りやすい投手の印象を持ちました。
2番手は木村投手(奈良大附)
山本投手の後に投げるということもあり、最後に上武大打線に捉えられてしまいました。
山本投手とタイプが似ているということもあったので、継投の難しさというのがあったのではないかと思います。

打線はヒットは打っていますが、後1本が出ませんでした。
何度も得点圏にランナーを進めてはいましたが、相手のファインプレーにも阻まれたりして、上武大のリズムになっていったことが敗戦の要因になったのではないでしょうか。

上武大学
先発は加藤投手(志学館)6回無失点
最速148kのストレートを武器に相手打者をねじ伏せる投球が印象的でした。
イメージで言うと現テキサスレンジャーズ傘下所属の有原投手でしょうか。
連戦の疲労もあったので、四球やヒットでランナーを抱えながらも、粘り強くスコアボードに0で並べて降板したのは素晴らしい内容です。
ドラフト1位候補と言われる逸材であることは間違いないと思いました。
後は全日本の大学日本代表に残ったり、秋のリーグ戦での活躍次第ではドラフト1位もある、そんなスケールのある投手だと思いました。
2番手は上村投手(文徳)
右サイドの変則投手ですが、加藤投手の後という中でも非常に良いピッチングでした。
3番手は新谷投手(日本文理)
気迫あふれる左腕投手、新谷投手が0で抑えたことによって、8回の攻撃が生まれたきっかけにもなったのではないでしょうか。
9回の回またぎも危なげない内容でした。

打線は山本投手から3回までヒット0本、5回の裏にチャンスながらも得点できずと1点が遠かったですが、7回の裏に島村選手(大宮東)のライトへのホームラン、8回の裏に走者一掃のタイムリースリーベースの4打点と大暴れしました。

守備もファインプレーが何度もあったりして、佛教打線を完封したのは素晴らしいです。

途中あまりの投手戦だったこともあり、少しうたた寝をしてしまいました。
お酒を飲みながらということもあり、暑い時期の外でのお酒がめちゃくちゃ気持ちいです。
第二試合もこのまま同じ席で観戦をします。


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