沖縄尚学4-5×仙台育英
ついにこの季節の野球観戦です。
11月の中旬は非常に寒く、ここ数年は1日4試合の観戦後は体調を崩しております。
それでも明治神宮大会に足を運ぶのは、やはり野球観戦が楽しいからだと思いますし、勝手に足が球場に向いてしまいます。
8時30分から高校の部の試合開始ということで、前日の華金を自粛し、ゆっくり休息をとり、臨んでいます。
今日は4試合分の試合の感想を書く、大変な1日ですが、頑張っていきたいと思います。
早速、いきます。
沖縄尚学
先発の東恩納投手はなんとサヨナラ負けという結果になりました。
やはり140球を超えたら、流石に球速も5kほど落ちていましたし、他の投手に継投ということも考えた方が良いのではないかと思いましたが、それは結果論であり、仙台育英が最後まで諦めずに粘り強かったということです。
140kに満たないストレートですが、スライダー、カーブなど変化球を駆使し、相手打者を翻弄していました。しかし、ピンチの場面ではストレートでの空振りを奪っており、球速以上のノビなのではないでしょうか。
沖縄の選手はプロ以外にも、東京の大学に進学する選手も多いので、これからの成長も含めて注目をしていきたいと思います。
打線は今年の夏の甲子園優勝の仙台育英に対して、しっかり打てていました。
いきなり1回の表に知花選手が初球から2ベースヒットで出塁し、4番の仲田選手がライト前タイムリーと理想的な先制をしました。
その後は4回に交代した高橋投手から7番の玉那覇選手がセンター前タイムリーで2点を追加するなど、140kを超えるストレートに対しても捉えていたのは印象的でした。
終わってみれば、12安打で4得点で完全に沖縄尚学ペースで進んでいました。
しかし、野球は9回に悪夢のサヨナラ負け
チャンスはその後もあったのですが、結果的に得点できなかったことが響きました。
仙台育英
先発は湯田投手 4回途中で降板し、3失点という内容でした。
最速143kと180cmから繰り出すストレートでしたが、沖縄尚学の打線が逆らわず、打ち返していたバッティングに少し翻弄されていました。
2番手のエースの高橋投手も同様に、最速は144kと速いストレートが武器ですが、事前に対応策を考えていたのではないでしょうか。沖縄尚学に一杯喰わされた印象でした。
それでも4失点でまとめたのは素晴らしいです。
そして、3番手の左腕の仁田投手がサヨナラを生んだ投球になりました。
最速141kのストレート、120k代のストレートで2回を無失点に抑えました。
打線はなんと9回に集中打5得点をとり、サヨナラ勝利を収めました。
9回は7番の濱田選手のヒットから始まり、1アウトになった後に9番の尾形選手はレフトオーバーの2ベースヒット、1番の橋本選手はファーストのエラーを誘い、1得点を返しました。
2番の山田選手、3番の湯浅選手のタイムリーで同点
そして、試合を決めたのが、4番の齋藤陽選手
この試合ノーヒットだった4番のバットから飛び出した、センターへのサヨナラヒット
さすが、夏の甲子園の覇者です。
正直、負けたと思いましたが、4得点だけで留めていたことが、結果的にサヨナラを生みました。
第一試合からなんという試合ですか。
高校野球は分からないものです。
9回の2アウトからでも試合をひっくり返すことができるのが、高校野球の魅力であることを再認識しました。
第二試合も楽しみに、昼食を取りながら観戦をしたいと思います。
そして、集まった観客も多く、外野席も開放をするという人気ぶり
私の席の隣は空いていましたが、すぐに埋まりました。
やはり高校野球というのは人気なのですね。