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4/29早稲田大学5-0明治大学

さて、今日も実家から帰省してそのまま神宮球場に向かい観戦をしました。
本来は東都大学野球リーグの予定でしたが、6大学野球が2試合ともに第3試合を行うということで、残念ながら今回も東都はお預けです。
ど平日にしかないリーグなので観戦できるのが難しく、しかもここ近年のドラフト1位は東都出身の選手が多いので見れないのが悲しい限りです。
しかし、6大学野球も今週の試合は盛り上がり、火曜日以降に伸びたので一試合のみにはなりますが、第二試合の早稲田対明治の試合を見たいと思います。

では、早速試合の感想を書いていきます。

早稲田大学
先発の伊藤投手(仙台育英)は11回無失点の完封勝利を収めました。
最速147kmと下級生の時から何度も見ていますので、順調に伸びてきていると思います。
土曜日にも7回4失点の内容から中1日の登板になりました。
投球内容を見ていても安定感があり、私が今まで見てきた中で今日の伊藤投手は最高のピッチングだったと思います。
9回にはサヨナラの場面で宗山選手を抑えたのは素晴らしかったです。
中日の涌井投手の様なピッチングをイメージするのは私だけでしょうか。
あと2年でどこまで経験を積むことができるのか、怪我だけには気をつけて頑張ってほしいです。
これこそが「エース」という投球なのではないでしょうか。
最高級の賛辞を送ります。

打線は明治大学の投手陣リレーの前にヒットを打って、得点圏には進めてはいますが、ここぞの1本が出ずに主導権を握ることができませんでした。
また、外野の守備に阻まれたり、攻めているのは早稲田の打線ですが、非常にもどかしい気持ちになっていると思います。
守備では9回に宗山選手の当たりをレフトの寺尾選手(佐久長聖)のファインプレーで防ぎ、延長戦にもつれる展開に持っていきました。
10回には先頭の3番吉納選手(東邦)が四球で出塁して、浅利投手のモーションを盗んで盗塁を決めました。そこから2アウトから6番の小澤選手(健大高崎)が四球で2アウト2塁1塁にしましたが、7番の梅村選手(早稲田実)が見逃し三振で好機を逃しました。
11回も先頭の8番の寺尾選手が四球で出塁し、9番伊藤投手の送りバントを浅利投手がエラーし、ノーアウト3塁2塁の場面となり、1番の尾瀬選手(帝京)がライト前を打ちついに均衡を破る先制をしました。2番の山縣選手(早大学院)もセンター前のタイムリーヒットを打ち追加点を上げました。
そして最後は3番の吉納選手のダメ押しの2点タイムリーで勝負を決めました。

明治大学
先発の松本投手(鎌倉学園)は3回無失点の内容でした。
被安打が4という中でも粘り強く投げていました。
土曜日に2番手で2回無失点の内容を買われて第3試合の先発を任せられました。
私は東大戦の時に四球からの失点を見ているので、制球力がどうかというのを見ていました。
四死球が1ということで、前回よりはしっかり投げていたのは非常に良かったです。
2番手の毛利投手(福岡大大濠)は2回2/3を投げ無失点の内容でランナーを2塁に置いた場面で降板となりました。
最速142kmの左腕投手です。
カーブのコンビネーションは良く、相手打者がタイミングを取るのが難しい投手という印象を持ちました。
3番手の山田投手(札幌第一)は打者一人を抑え交代となりました。
土曜日は四球、死球を与え降板でしたが、今回はレフトフライに抑え、見事な火消しをしました。
4番手の藤江投手(大阪桐蔭)は1回無失点の内容でした。
1アウト2塁、1塁の場面でしたが、ライトの横山のファインプレーがあり無失点に抑えました。
しかし、このイニングで変わるということはベンチからの信頼がなかなか得られていないので、今後も良いピッチングをして長いイニングを投げらるのが課題です。
5番手の浅利投手(興國)は3回途中4失点の内容でした。
149kmのストレートとスプリットは非常に見ていて良かったとは思いました。
10回は得点圏にランナーを進めましたが、見逃し三振でピンチを切り抜けました。
しかし、11回に送りバントを送球エラーしてピンチを広げ、タイムリーヒット2本と結果的には四球、エラーで自滅をしてしまいました。
当初はドラフト上位と思っていましたが、保留です。
6番手の菱川投手(花巻東)はピンチの場面の登板でしたがイケイケの早稲田の打線を止めることができず、1アウトを取っての降板となりました。
7番手の大川投手(常総学院)は2/3を無失点に抑えました。

打線は結果的にヒットは5本では何もできませんでした。
守備では6回にレフトの飯森選手(佼成学園)のファインプレーで失点を防いだ場面、7回にライトの横山選手(作新学院)のファインプレーは非常に大きかったです。
なんとか粘り強く耐えていた7回に先頭の3番宗山選手(広陵)が四球で出塁しましたが、4番の横山選手が送りバントを決めることができず、結果的には2アウトランナー2塁には進めることができましたが、後1本が出ませんでした。
私個人的には9回の場面で2アウト1塁の場面で宗山選手がサヨナラを打つと思っていました。
スター選手なら決めていましたと言っておきましょうか。

お互いに絶対に落とせない1戦の雰囲気を感じました。
守備ではファインプレーの応酬で見ている私は常に一汗握る展開でした。
最後はやはりミスをしたチームが負けるというのは因果応報です。

明日からは仕事になりますので、5月3日からは野球観戦祭になります。
神奈川の高校野球の準決勝からスタートです。
以上


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