6/10明治大学6-0白鴎大学
さて、全日本大学野球選手権も残すところ、準決勝、決勝のみになりました。
私は本日、準決勝のみの観戦になります。
試合開始が11時30分ということもあり、朝活をしてから神宮球場に向かいました。
と言っても、週刊ベースボールをスタバで読んでいただけなんですけど笑
今日の試合はプロ注目の選手、来年、再来年にドラフトに指名される可能性がある選手が続々と見られるので非常に楽しみにしていました。
2試合ありますので、早速第1試合の明治大学対白鴎大学の試合の感想を書いていきます。
明治大学
先発の久野投手(報徳学園)は5回無失点という内容でした。
初回にヒット、2ベースでノーアウト2塁、3塁というピンチでしたが、3番、4番、5番を抑えたことが今日の試合を優位に進めた要因だと思います。
また2回以降、ヒットは許しましたが、バントでランナーを進めない投球、四死球0ということが無失点に繋がっていきました。
まだ2年生ながら、左腕で最速152kmのストレートはこれからの伸び代が楽しみでありません。
2番手の藤江投手(大阪桐蔭)は2回を投げ無失点と好投しました。
3番手の浅利投手(興國)はランナーを2人出し、イニング途中に降板となりました。
最速149kmと秋季リーグでの成長が楽しみです。
昨年のドラフトで楽天がドラフト1位で獲得した、立教大学に居た荘司投手に似ている雰囲気はありました。
4番手の石原投手(広陵)はピンチを抑え、そして9回も無失点に抑えました。
先日同じ広陵高校出身の大阪商業大学の高投手を見ていましたが、どちらも間違いなくドラフト上位では指名されるのではないかと思うので、この大会を通じて見ることができて良かったです。
石原投手以外は全国の舞台で4年生ではなく2年生、3年生がマウンドに上がっているので、この経験が来年以降も繋がっていき、黄金期になっていくそんな雰囲気を感じました。
打線は3回まで四球のみでヒットは出ていませんでしたが、4回に四球、バントで得点圏にランナーを進めて、6番の木本選手(桐蔭学園)が左中間への先制タイムリーヒットで1点を取りました。
また、7回には相手のエラーも絡んで追加点を上げ、なかなか後一本が出ない中でもしっかり得点を積み重ねるのは流石王者の試合の進め方だと思いながら観戦をしていました。
そして、9回には先頭でヒット、送りバント、タイムリーヒットとダメ押しの追加点を上げて勝負あり、宗山選手(広陵)にヒット、上田選手(愛知産業大学三河)に打点がついたのでそこは安心しました。
それにしても宗山選手の守備が上手い!!
鳥谷選手以来の6大学ショートのスター選手なので、順調に成績を残してほしいです。
白鴎大学
先発の松永投手(東海大学菅生)は4回1失点という内容でした。
初回から制球が定まらず、四死球4つながらもヒットは木本投手の1本のみで粘り強い投球はしていました。
2番手の池田投手(鶴岡東)は1回2/3という内容でした。
3番手の山田投手(八戸学院光星)はランナーを抱えた中での登板でしたが、無失点に抑えました。
しかし、9回に4失点と完全に明治打線に捉えられてしまいました。
正直、1点失った時点で、勝負あったので、山田投手の精神的な影響、明治の打者もプレッシャーがなくフルスイングをしていたので追加点は仕方ないです。
それでも粘り強く、投手陣が明治打線を8回までに2点で凌いだのは素晴らしいです。
打線は初回のノーアウト2塁、3塁で得点を取ることができなかったことが結果論にはなってしまいますが、ここが勝負の分かれ目になりました。
そして、他のイニングでもバントでランナーを進められず、ゲッツー、3バント失敗でアウト、バント空振りからのランナー飛び出しでアウトなど、明治の投手陣からホームが遠かったので、積極的にランナーを進めたかったのはありますが、少し焦りがあったのだと思います。
8回に浅利投手を攻め立てましたが、次に出てきたのが石原投手
4番手で投手のレベルが上がっていくというのは明治大学の投手陣の層が厚い、ただそれだけです。
ここまで良く戦いました。
シンプルで且つミスもなく、得点を凌いで、得点圏に進めて初球から打ってタイムリー本当に明治大学の美しい野球を見ることが出来たので非常に満足しています。
次の試合も好カードなので、しっかりとプレーを見逃さないように観戦をしていきたいと思います。
以上
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